ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルが、正式にデータ繰越と増量オプションについての変更を発表し、8月からスタートすることが発表されました。
繰越プランスタートなら、今より1つ下のサイズのプランでも十分足りそうですよね!
ワイモバイルのデータ繰越について

他の格安SIMも実施している事もあり、珍しさはありませんが、使い切れなかったデータ量が、翌月に繰り越され利用できる仕組みです。実質的に、毎月付与されるデータ量の利用期限が1ヶ月延長とも言えます。
開始は、「2021年8月以降、プランのデータ容量を翌月にくりこしできるようになります。」との事から、8月分で余った物が9月から繰越となるようです。新規は8月17日までの加入者は9月1日より適用です。
注意点として:
- データ増量オプションによる増量分を含む
- 追加購入されたデータ容量はくりこしできません
- 100MB単位で繰越(未満は切り捨て)
- くりこしできるデータ容量の上限は、翌月加入のプランのデータ容量まで(2022年1月まで上限なし)
- データ量はくりこし分>規定容量>追加購入データ量の順に消費
次で説明する増量オプション分も繰越が可能ですが、追加購入されたデータは別です。繰越上限は、大きなデータプランから小さいのに変更した際に影響があるもので、通常では関係ないと思われます。
増量オプションが自動化で実質新プラン?

今までの増量オプションは、購入した追加データについて割引する形でしたが、8月からは分かりやすく、単純に基本プランのデータサイズを増える方法になります。
言ってみれば、新プランが追加されたような物です。料金を並べると:
プラン名 | データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円/月 |
シンプルS +増量オプション | 5GB | 2,728円/月 (2,178+550円) |
シンプルM | 15GB | 3,278円/月 |
シンプルM +増量オプション | 20GB | 3,828円/月 (3,278+550円) |
シンプルL | 25GB | 4,158円/月 |
シンプルL +増量オプション | 30GB | 4,708円/月 (4,158+550円) |
15GB以上は5GB単位でデータ量が異なるプランを選べると考えられますね。なお、現在キャンペーン中で増量オプション(550円/月)は1年間無料です。
ワイモバイルは基本料金が高いイメージですが、家族割が1,188円/月と他社よりダントツ多いので、複数回線で申込なら、特にオススメの格安SIMですね。