スマホは手軽に写真が撮れるので結構貯まりますよね。クラウドに保存するとスマホに残すより、スマホのデータ使用量を減らせたり、スマホ買い換えをしたとしても全て保存され凄く昔のも残せたり後から閲覧もできます。またパソコンやタブレットなど他の機種でも見れるので非常に便利です。
ただ、今はクラウドを提供する会社も増えているので、何処が良いのか検討したいと思います。今回は4社、Amazon Prime photos, Google photo, MircosoftのOneDrive, AppleのiCloundを比較したいと思います。
スマホの写真バックアップサービスを比較する
スマホ写真を無料でバックアップ
無料でも4社Google, Amazon, Microsoft, Appleは、それぞれのストレージサービスを提供しています。これらは、OneDriveとiCloudは、何でも保存できるデータストレージとしての提供で、写真についても同じように扱われます。一方AmazonとGoogleについては写真用の保存枠についてです。
- One drive:5GBまで無料(他データと共用)
- iCloud:5GBまで無料(他データと共用)
- Amazon Photos:5GBまで無料
- Google フォト:無制限
ん!?要は、Google一択?
無料、容量無制限。
容量を節約するために、写真が圧縮されます。写真のサイズが 16 MP を上回る場合は、16 MP まで縮小されます。
サイズが 16 MP の写真は、最大で約 61.0 cm x 40.6 cm まで高画質で印刷できます。
動画の解像度が 1080p を上回る場合は、1080p(高画質)に調整されます。動画の解像度が 1080p 以下の場合、保存された動画と元の動画の見た目の違いはほとんど生じませんが、字幕など一部の情報が失われる可能性があります。
Google フォト ヘルプ:https://support.google.com/photos/answer/6220791?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=ja
上記は、Google社が公式に発表している、無制限についての説明です。データを圧縮することを説明していますが、正直写真は16MB超えるものはスマホ撮影では考えにくいです。動画に関してのみ、最近は4K撮影が可能なスマホも増えているので、注意が必要ですが、写真主流の人が多いと思いますので、正直Google フォトの使い勝手は、他者から群を抜いていると言っても良いです。
スマホ写真を有料でバックアップ
- Amazon プライムフォト:
- 写真 無制限(ビデオ5GB):500円/月(年4,900円)*プライム会員費用
- ストレージプラン:100GB 年2,490円、1TB 年13,800円。以降、追加の1TBごとに13,800円で最大30TB
- Google One(データ用):
- 100GB 250円/月
- 200GB 380円/月
- 2TB 1,300円/月
(年払いで2ヶ月分割引)
- iCloud:
- 50GB 130円/月
- 200GB 400円/月
- 2TB 1,300円/月
(月払いのみ。他サービスとのパッケージ版Apple Oneがある)
- One Drive:
- 100GB 224円/月
- 1TB 1,284円/月(*Office 365費用。年払いで2ヶ月お得)
有料になると、ガラッとイメージは変わります。特にAmazon PrimeとOne Driveは、含まれるサービスが違います。と言うか、主サービスの付帯が写真も保存できると言った方が良いですよね。
Amazon Primeは、Prime会員向けに、無制限無圧縮での写真保存ができるようになっています。一眼レフなども使い写真をよく撮る人にはかなり嬉しいサービスです。ただ、この無制限は写真だけで動画については5GBまで、Fireタブなどを買うと特典で+5GBで後は別途ストレージの購入が必要です。
OneDriveは有料になるとぐっと魅力が出ます。Office系ソフトのライセンスに1TBのデータがついたと言える料金体系ですが、Word/Excelは家庭でも使う事はあるので、ありがたいですよね。なお、Amazonで、1年ライセンス買うのがお得かと思います。
Googleは、元が無制限ですので写真以外の物や、無圧縮で保存したい際に使えるストレージサービスとなっています。Appleも同様でストレージサービスですね。
アプリが大事
データの保存可能量を見てきましたが、アプリも大事です。事実Androidスマホ向けにiCloudはアプリが無いため、Androidユーザーにはお勧めできないですよね。しかし、一方でAppleユーザーには非常に使いやすいのも事実です。特にMacを持っているiCloudユーザーは、専用ネイティブアプリから非常にスムーズに早く写真を閲覧できます。
Google, Amazon, Microsoft、あるはiCloudをWindowsで使う場合は、ウェブ上での閲覧が主です。Macのフォルダ(Windowsのウィンドウ)でもGoogle, Amazon, Microsoftも閲覧可能ですが、非力なパソコンであると、スクロールする際に読み込みが遅いこともあります。ただ実際編集や加工に使う画像は、一度ダウンロードし別のところに保存するわけで、メインの過去の写真を見ることについては、4社ともアプリ上(タブレット・スマホ上)であれば、かなりスムーズで遜色ありません。
iPhone向けはやっぱりiCloud?
iCloudは無料では5GBの保存しかできません。正直無料のストレージは、iPhone自体のバックアップ用にすべきで、写真保存用としては心許ないです。ただ、130円/月からとジュース1本分の値段で50GBにすることが可能です。
動画があまりなければ、写真で50GBはかなりの量保存できます。例えば1枚4MBとしたら(iPhone 7以降での写真の大凡のサイズ)12,500枚保存可能です。
更に、Appleは、Apple Oneと言うサービスをリリースし、Apple Music, iCloud 50GB, Arcade, TV+と4つのサービスをまとめて1,100円/月としました。Apple Music だけで980円/月するので、Apple musicを使っている人は、Apple Oneへ乗り換えもありかもしれません。
クラウドサービスを使う時の注意:Wi-Fiをなるべく使おう

クラウドサービスを使う時は、バックアップのタイミングには注意が必要です。基本的にはWi-Fi環境にあるときにバックアップをできる設定にしておかないと結構なデータ量を使うことになります。
例えば、メモ代わりに写真を撮るって事はよくありますよね?
お店でちょっととか、街中で気になるポスターを見たとか・・・。正直知りたいのはそんなに多くの情報ではないと思います。商品名だったり会社名だけで、後はネット検索で探せますからね。それでもこれらの写真をバックアップすると、1枚数MBのデータ通信量を使用していて、音楽をストリーミングで一曲聞いたぐらいです。もったいないですしWi-Fi等の定額無制限環境で行うのが良いですよね。
自前と言う選択肢
クラウドは手軽ですが、大きなデータ量になるほど費用も高額です。家族みんなでとか複数人だったり、データ量が多いなら、思い切って初期投資をし月々支払いをなしにできる、自前でファイルを保存できるやり方も選択肢の1つです。