eSIMについて詳しく調べてみた。対応スマホと通信会社、デメリット・メリット

PixelとiPad スマホ

eSIMは、物理的なSIMカードを使わず、SIMをダウンロードしスマホに入れて、通信契約を使える様にする仕組みです。楽天モバイルとIIJmioが提供していましたが、ここに来てワイモバイル・povo・LINEMOが採用しています。

何が良いのか、何なのかを勉強したいと思います。

SIMカードとは(おさらい)

SIMカードは、スマートフォンで電話やデータ通信等の契約をした際に識別するためのデータなどが入ったICチップです。これが入っていないと通信はできません。また基本的にはSIMカード1枚につき1社の契約内容が入っていて、ローミング等は、その契約経由であり現地他社の契約ではありません。

nanoSIM、microSIMなど大きさ違いもありますが、最近の主流はnanoSIMです。また、デュアルSIMモデルとして、2つのSIMが入れれるスマホもあります。

格安SIMとは

格安SIMの名称がいつから使われたか定かではありませんが、MVNO(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)のことを指します。彼らは、ケータイ本体をセットにせず、SIM(通信契約)だけを販売し、月々の価格も安いがために、分かりやすくするために格安SIMと言われているのではと思われます。

eSIMとは

eSIMとは「Embedded SIM」の略で、SIM情報をダンロードして使える様に、すでにスマホにSIMカードが組み込まれている物です。「embed=組み込む」からeSIMで、日本語は「イーシム」と呼ばれています。

正直な話、日本で全然普及していませんし、海外でもそれほどな感じもしますが、歴史が浅いのが大きな理由かと思われます。実際世界初のスマホは、samsungから2016にリリースされています。ただ、Appleが積極的にeSIM端末を出していることもあり、普及する可能性もあります。

代表的なeSIM掲載のスマホとか

iPhone:一番eSIMモデルが多い?スマホ

Apple

iPhone XsからiPhoneがデュアルSIMとして、nanoSIMとeSIMが掲載されたiPhoneをリリースしています。以降のモデルはiPhone SE(第2世代)も含め全て、デュアルSIMとして、一方がeSIMになっています。

IIJmioのeSIMで、デュアルSIMなど2回線目にベストな組み合わせが作れますね。

iPad と Apple Watch

Appleは、2018年以降のWi-Fi + CellularモデルiPad ProからもeSIMにし、Apple Watchもシリーズ3からeSIM掲載モデルを出しています。*ただし、Apple WatchのeSIMは親機であるiPhoneが必要です。

Google Pixel:値段がお手軽のもあり選びやすい

GoogleのPixelシリーズもeSIMに対応です。海外ではPixel 2や3から対応ですが、日本モデルについては、Pixel 4シリーズから対応しています。Pixel 3は海外はeSIM対応に対し、日本はFelica対応と違いがありましたが、Pixel 4より、FelicaにもeSIM(デュアルSIM)にも対応となりました。

その他の対応機種:2万円台からあるeSIMモデル

楽天モバイルが積極的に、オリジナル端末をeSIM専用として展開しています。下記の5モデルが楽天モバイルの専売です。AQUOSに関しては、通常版がnanoSIMが2枚ですが、楽天モバイルのliteだけは、eSIMとnanoSIMのデュアルSIMです。

  • Rakuten BIG
  • Rakuten BIG S
  • Rakuten Hand
  • Rakuten Mini
  • AQUOS sense4 lite

メーカーとしてeSIMがあるのは、SIMフリー機として下記が販売されています。

徐々にですがeSIMモデルが増えていますが、まだまだと言った感じです。

eSIM対応の通信会社

eSIMで契約し通信を開通出来るのは、現在5社です。

  • 楽天モバイル
  • IIJmio(データ専用として)
  • ワイモバイル
  • povo(au)
  • LINEMO(ソフトバンク)
  • キャリア(docomo, au, softbank):Apple Watchや一部端末のみ対応

楽天モバイルが自社オリジナル端末をリリースするなど積極的です。IIJmioは、通信専用プランですが、eSIM対応のスマホ・タブレットあるいはパソコンへも対応です。

IIJmioのeSIMは、明確にデュアルSIMなど2回線目にベストな組み合わせな仕様で作られています。

キャリアの対応状況としては、アクセサリ用(Apple Watch等)向けで、例えばdocomoだと「ワンナンバーサービス」と付随サービスとして提供されています。

eSIMのメリット・デメリット

eSIMのメリット

  • 本体が小さくなる
  • 契約手続きが楽
  • プロファイルが保存できる

SIMカードはサイズが3つあり、徐々に小さくなってきました。ユーザーとしてはメリットを感じることがありませんが、スマホメーカーからは限られたスペースに余裕が生まれる事にメリット高い様で、eSIMも抜き差しするためのパーツが不要で、端末を小さくしたり、防塵防水の部分でも役立ちます。

私達一般ユーザーとしての利点は、対応スマホがあれば、SIMカードを郵送してもらう必要もなく、完全にオンラインで契約が利用できます。例えば、以前あったApple SIMで、旅行先でのプリペイドプランの購入が、iPadのeSIMでも同様に可能です。

eSIMは物理的なSIMでは無いので、SIMカードにあるプロファイルデータをダウンロードして使います。そのため、eSIMデータ自体は基本的には本体内に保存された状態です。例えば、海外などで他社eSIMを使ってもすぐに元に戻せます。

eSIMデメリット

  • スマホ変更が大変・有料
  • スマホモデルが限られる
  • SIMの入れ替えが手軽に出来ない
  • 大手キャリアの対応が限定的

eSIMは通信会社に移行してもらう必要があります。その為スマホを変える度に連絡が必要で、費用も有料となっている場合もあります。物理的なSIMカードならピンさえあれば自分で何処でもできるので、不便さは大きいです。

次に、スマホのモデル数もキャリアの対応も限られているのが現状です。例えばドコモのサイトを見ると、対応機種はdtabとキッズケータイのみ記載さています。iPhoneもダメです。

日本だと、単独のプランとして契約できるのが、IIJmioの通信プラン用と4社が通話/通信です。正直、iPadをeSIMで使いたいなら、IIJmio1択?と思えるぐらい料金的にも契約的にも限られている感じです。

キャリアにはeSIMのメリットが無いのですかね?それより5Gの方が大事でしょうか。

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