楽天モバイル UN-LIMIT VIを、実際使って分かったデメリット13個

格安SIM

楽天モバイルユーザーです。UN-LIMIT VIの電話かけ放題が0円から使え、無制限利用まである段階制プランの発表を聞いて飛びついた一人です。安かろう悪かろうと心配しつつも、利用していると思った以上に良いのが楽天モバイルです。

しかし、使ってきて感じた弱点・短所はやはり存在します。今回は、楽天モバイルの気になる点、注意点・弱点・デメリットを、ネガティブなところだけの特集です。

  1. UN-LIMIT VIの通信量は、全通信がカウントされる
  2. 使えるスマホが限られる
  3. 月々利用の3GBと20GBは同額
  4. UN-LIMIT VIで、タダ(無料)番号キープだけでは止められる可能性あり
  5. SMSと電話はRakuten LinkとOS版2つあることになる
  6. パートナー回線はちょいちょい使う
  7. パートナー回線には上限/速度制限がある
  8. Rakuten Linkがシンプルではない
  9. 家族割や複数回線割引は無い、逆があり
  10. スマホがiPhoneとAndroidで利用料が変わる
  11. 段階制プランは止まらない
  12. 達成されてない事色々ある
  13. 古いiPhoneは回線自動切り替えがない

楽天モバイルアンリミット6のデメリット(弱点)

気になる点をあげていきますが、だから契約しない方が良いとか、全然ダメだと言うことではありません。メイン回線で愛用しています。

楽天モバイルは新規参入キャリアであり、新技術を駆使しています。色々今までと違うと感じる点を書いていると考えてください。

1. UN-LIMIT VIの通信量は、全通信がカウントされる

シンプルに言い換えれば、下記の2点で計算され、通信したデータは全て請求対象です。

  • 全データ通信の合算
  • 全てのデータ通信

全データ合算とは、パートナーエリアと楽天モバイルエリアさらに海外利用分もです。そして重要なのが、各パートナーエリアで超過し速度制限がかかった状態(128kbpsや1Mbps)でも、データ利用量がカウントされる事です。

一方で、高速モードをOFFにすると、パートナー回線のデータ量が消費されませんとの注意書きもあります。一見、意味が分かりにくくしていますが、シンプルに料金は使ったデータ量全てから計算されると覚えれば問題ありません。

では、パートナー回線で高速モードをOFFにする意味がないと思われますが、例えばGoogle Mapでナビを使う際や音楽のストリーミング(ハイレゾ等除く)に、高速通信は必要なく低速の1Mpbsでも十分利用できます。しかし動画を見る際には高速の方が高画質をストレスなく見れます。このように使い分けをして、パートナー回線の上限5GBを、本当に高速で使いたい時だけ利用するためです。

また、5GB利用時には既に2,178円/月になり、次は20GBまで同じ金額ですから、お金の節約としてはあまり関係なく、高速通信を有効利用をするためだけと考えましょう。

スマホからの全通信の全データをカウントですが、当然ながらWi-Fi接続分などは全く関係ありません。Wi-Fi利用を充実し節約も大事です。

2. 使えるスマホが限られる

楽天モバイルでは、一部のスマートフォンでは、提供される全てのサービスが使えません。上記はXperia 1 II ドコモ版ですが、通話すらできないスマホもあるので、しっかり対応を見る必要があります。

もちろん、楽天モバイルで販売する製品は、基本的にはすべてのサービスに対応しており、最近ではiPhoneが楽天回線対応製品の仲間入りをしました。それでもSIMフリー機や他キャリア製品の場合はチェックが必要です。

また、逆として例えば楽天モバイルは他キャリアと異なり率先してeSIMモデルの普及をしていますが、楽天モバイルで販売されるeSIMモデルは、eSIMを提供していない通信回線へ持っていっても使えません。

*なお、楽天モバイルで販売されているスマホはすべてsimフリーです。

3. 3GBから20GBは同額

楽天モバイルの段階制は、ホームページ上の絵を見ると「1GBまで」・「3GBまで」と「20GBまで」の幅が同じに見えますが、実際は、3GBから20GBまでは非常に大きな開きがあります。

5GBや10GB程度とそこそこ使う人は、格安SIMとのデュアル回線も検討に入れ、IIJmioとの組み合わせなど、よりお得に使えます。

4. UN-LIMIT VIで、タダ(無料)番号キープだけでは止められる可能性あり

ご契約1回線目において、一定期間以上回線のご利用がない場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

Rakuten Mobile

UN-LIMIT VIの最大の特徴が、1回線目は1GBまで無料です。番号キープを無料でできると思えますが、利用がない場合は注意が必要です。別記事において、無料で楽天モバイルを使い続けるためにで更に詳しく説明していますが、少しでも使う必要があります。

電話が、完全かけ放題無料なので、電話を半年に1度でもするようにして、タダでほったらかしだけは止めましょう

なお、圏外に住んでいる人、楽天モバイルのSIMが入ったスマホのスイッチを切っている人は特に注意です。

5. SMS/電話はRakuten LinkとOS版アプリ2つある事になる

・国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ使用時)はプランに含まれる。アプリ未使用時30秒22円。一部対象外番号あり。
・Rakuten Linkアプリ未使用時、国内SMSは3円/70文字(全角)。
アプリ未使用時は、国際SMSは100円/全角70文字。

楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリ利用でSMSも電話も使い放題です(SMSはAndroidだけ)。SMSはあまり使うこともないですが、通常SMSを送信し相手から返信を受けるのは、Androidなら全てRakuten Link上で可能です。

しかし、もし間違ってメッセージアプリを使うと有料になります。また、iPhoneの場合は、iOS標準アプリ利用必須でSMSは有料です。(下記10番参照)

次に、電話も間違い利用に注意です。ウェブサイトや着信履歴等での電話番号リンクをタップすると、アンドロイドでもiPhoneでも、Rakuten Linkではなく通常の電話アプリが立ち上がり有料の発信になります。

SMS・電話は、Rakuten Linkで使うとかけ放題であり、それ以外の発信は料金が発生します。間違わないように慣れる必要があります。

6. パートナー回線はちょいちょい使う

自分のTwitterでも紹介しましたが、2週間ほど使っていたら、0.2GBほどパートナー回線を利用している事がありました。Amazon Prime musicをストリーミング再生で聴きながら移動をしていたので、楽天モバイルエリアの電波が不安定なところか、知らず知らずにエリア外に行っていたようです。

楽天モバイル今後の予定2020Q4末

理由は分かりませんが、100%楽天モバイルエリアで生活していると過信は禁物です。楽天モバイル自体が、今後は人口カバー率を上昇させる事と同時に、アンテナ密度を上げて安定性を高めると言っているのですから、現在は穴はある。(将来は減るはず)

7. パートナー回線には上限と速度制限がある

データ通信をあまり使わない人であれば(1GBまでや3GBまでの利用において)、パートナー回線だけ利用しても楽天モバイルだけ利用しても、最終的な月額料金は同じです。

しかし、3GB以上を利用をするようになると、楽天モバイルエリアの外では5GBまでになり、その後は低速1Mbpsへの速度制限があります。1つ目のデメリットで書いた通り、全通信が段階制プラン料金の基準としてカウントされるので、パートナーエリアの人は損した気分になりますね・・・。

エリアが拡大する事で、パートナー回線が無くなり改善される問題なのですが、正直パートナー回線は通常の高速通信でも楽天モバイル回線エリアより劣る部分もあるので、エリア外に在中の人はある程度覚悟を持って契約が必要ですね。

8. Rakuten Linkがシンプルではない

楽天モバイルで、電話やSMSを無料で使い放題にするにはRakuten Linkアプリが必要です。ただこのアプリですが、複合アプリになっています。LINEアプリに近いですが、格安SIMの電話アプリに比べると機能が多い。

主に4つ機能チャット(SMS)・電話・ニュース・ウォレットがあり、電話とSMSの2つで十分と思えます。特にニュースに関しては、楽天経済圏のシナジーにも関係ない気がして、なぜあるのかも疑問です。

1つに纏まっていると便利そうに見えますが、今ではiPhoneでもAndroidでもフォルダを作りまとめる事ができます。例えば、Rakuten Linkの機能をgoogleで表すと、こんな感じです。

これだと、「フォルダ」をタップし「各アプリ」をタップし起動となり、2ステップの手間がありますが、実は、Rakuten Linkも(前に最後開いたタブ以外は)、アプリ起動後に各項目のタブ(電話等)をタップするので、2ステップで同じで、全く意味がない気もします。

アプリにまとめる意味が分からない・・・。やめてくれないかな??

9. 家族割や複数回線割引は無いが・・・

データ利用量1回線目2~5回線目
0GB~1GBまで無料(0円)1,078円
1GB~3GBまで1,078円1,078円
3GB~20GBまで2,178円2,178円
20GB~
(無制限)
3,278円3,278円

楽天モバイルには、家族割や複数回線割引、あるいはシェアsimなどのデータを分けたりする仕組みはありません。逆に、1回線目は1GBまで無料ですが、2回線目以降は1GBまでも有料です。

運用の仕方によっては、2回線目以降の方が高くなるという事です。もちろん、1GBもデータ通信を誰も使わない場合は関係ありませんが・・・

ただ、楽天モバイルでは1人1つのIDを作成し申込しやすくしています。

18歳未満もオンラインで申込が可能になり、さらに保護者や別の人のクレジットカードでの支払い登録も可能ですので、代表で一人のカードを使い個々の楽天IDを作って申込めば、キャンペーンも対象ですし、実質的には1つにまとめられますよね。

10. スマホがiPhoneかアンドロイドかで料金が変わる

楽天モバイルは2021年7月6日より、iOS版Rakuten Linkの仕様変更を行いました。非常に大きな変更で、今まで無料で使えたのが有料になります。

  • iOS標準電話アプリ利用になり、海外での電話受話が有料化
  • iOSメッセージアプリ利用で、SMSの発信全て有料化

電話ですが、着信にRakuten LinkではなくiOS標準電話アプリ利用となり、それに伴い海外での着信が有料化です。対策は2通り、

  • かけ直す(日本向け)
  • Androidスマホを使う

となりますが、かけ直しは日本国内向けならRakuten Linkを使えば無料で行えます。問題は先方も海外からの着信ですが、スマホをアンドロイドにすると解決です。

2つ目はSMSについてもiOSのメッセージアプリを利用となりました。SMSはこれで送受信共にRakuten Linkを使わない事になり、発信は日本含め世界中有料です。対策は、スマホをアンドロイドにするです。

1本記事が書けるほど衝撃でしたので詳細は、楽天モバイルがiPhoneで一部電話とSMSを有料化を見てください。

※改悪について:勘違いしている人もいますが、楽天モバイルのiOS版Rakuten Linkが変更されて、他社と同等レベルになっただけで、Android版楽天モバイルより劣るものの、他社より良いままです。事実、他社にはない、無料の国内電話かけ放題は健在である。

更に、国内通常利用で、多くの人にほぼ影響がない。SMSを誰かに送ったことがある人は、ほとんどいないのでは?・・・

11. 段階制プランは止まらない

段階制プランは、1GB・3GB・20GBと区切りがあり、料金が変わります。しかし、通常の定額プランと大きく違うのは、通信会社側から一定量達しても何もありません。

要は、「1GB超えましたよ!」とか連絡はありませんし、通信制限がかかり、嫌でも分かることもありません。使っていると、刻々とデータ量はカウントされます。

Androidの一部機種ではある一定の通信量に成ると知らせてくれる機能もありますが、正確性に難があります。また、iPhoneではその様な機能はありません。

データ利用量を確実に知るには、my楽天モバイルで確認になりますが、リアルタイムではありません。気付いた時には1.01GBや3.01GBと過ぎています。

解決策は、かなり余裕を持って使わないです。無料運用をしたいと思っている人なら、基本楽天モバイルでは、電話だけ利用するぐらいの覚悟が必要かもですね。

楽天モバイルを無料運用したい人は、デュアルSIM最強の組み合わせ方を参考にしてください。

12. 達成されていない事が色々とある

残念ながら、言ってたけどまだまだ達成されていない事もあります。例えば、

  • Rakuten Linkディスクトップ版:2020年→まだ無い
  • 2021年夏までに人口カバー率96%:2021年夏→2021年内
    • エリアマップが、予定の紫地域がよく消える
  • キャリアメール:2021年夏→2021年内

予定していて出来ないのは仕方ない部分もありますが、少し残念ですよね。特にエリア拡大は特に急いでもらいたいところですが、現在は「2021年に人口カバー率96%」と目標より遅れた感じです。

13. iPhoneは自動切り替えがない

現在、iPhoneでは12シリーズ以降と楽天対応製品のアンドロイドスマホが、楽天モバイル回線とパートナー回線の自動切替へ対応しています。一方、iPhone SE 第2世代・iPhone 7/8や11や一部持ち込みスマホなどは手動で切り替えが必要です。

接続回線の切り替えは、一旦スマホで電波を掴むのを止めて再度繋ぐ必要があります。アンドロイド・iPhone共通で以下いずれかのやり方をします。

  • フライトモードをオン・オフ
  • 再起動

回線自動切り替えが出来ないiPhone等を利用していると、パートナー回線と楽天モバイル回線エリアを行き来する場合、パートナー回線の電波を掴んだままになる可能性があります。

この場合、パートナー回線は5GBまでしか高速通信ができないのですが、全て消費してしまい、後々使いたい時に低速通信しか無理となる事があります。その為、手動で切り替えていないと、金銭的な損失が出るなどはありませんが、不便さはありますよね・・・。

まとめ:楽天モバイルの気になる点と注意点

まだ楽天モバイルを使っていて気付いた点、そして将来的に気になるだろう注意点を紹介しました。それでも金額的な安さや使い勝手で不満はありません。

格安SIMからの乗り換えなので、スピードの速さは満足ですが、やはりエリアについてはかなり気になります。

使っている状態では不便を感じていませんが、楽天モバイルエリア⇔パートナーエリアが知らず知らずに行き来している通り、エリアの穴・圏外があることを秘めません。

0円運用から無制限まで!