電話通話付きで月額千円以下の格安SIMおすすめ9社の比較とランキング、メリット・デメリットも

SIMカード色々格安SIM

2021年以降通信業界の料金改定が大幅に進んでいます。格安SIMの場合だと1,000円以下でも十分なギガ(データ量)が含まれるプランも様々な会社から出始め、昨年と比べると半値近くに下がっている物もあります。

一方で、あまり値下げが見られない会社もあったりと、格安SIMはキャリアと違い横一列的な金額設定もなく”勝負”しています。今回は、その中で特に安いプランをリリースしている”格安“SIMを紹介していきます。

通話付きならメイン回線にも利用可能で、ここまで安いなら今後はみんな2回線目を持つのも有りなのかもしれませんね。

なお、タイトルでは格安SIMとしていますが、楽天モバイル・LINEMO・povo2.0は非常に安く順位付けには入れています。

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格安SIM月額料金比較・最安値ランキング

各格安SIM会社の最安の通話付きSIMの料金一覧です。税込で1,000円以下になるプランを出しているおすすめの会社で、最も安い金額で入れるプランの金額だけで順位付けしたランキングです(記載の料金は税込)。

順位格安SIM名データサイズ料金
1位楽天モバイル1GB0円/月
1位povo2.00GB(低速)0円/月
3位exciteモバイル0GB(低速)495円/月
4位LinksMate100MB517円/月
5位OCN モバイル ONE500MB550円/月
6位HISモバイル1GB590円/月
7位nuroモバイル3GB792円/月
8位IIJmio2GB858円/月
9位LINEMO3GB990円/月
税込

当然ながら無料で使える楽天モバイルが堂々の1位、次に低速通信使い放題でpovo2.0とExciteモバイルが2位となりました。nuroモバイルは最小データサイズが3GBですが、月額792円と超破格な値段を提示しています。ただし、データ量が違う様に同じ金額でも出来ること出来ない事は違います。

ちなみに、データ通信専用も含めて最安値なら次の通りです。

順位格安SIM名データサイズ料金
1位楽天モバイル*1GB0円/月
2位povo2.0*0GB(低速)0円/月
3位LinksMate100MB165円/月
4位IIJmio(eSIM)0GB165円/月
5位HISモバイル100MB198円/月
6位exciteモバイル0GB(低速)385円/月
7位OCN モバイル ONE*500MB550円/月
8位nuroモバイル3GB627円/月
9位LINEMO*3GB990円/月
*通話付きSIM

データ専用で非常に安いプランを出している会社があり、一方で通話付きSIMのみの会社もあるので、データ専用SIMでの最安値ランキングは大きく変わります。0円からの1位2位は変わりませんが、他も凄いです。安いです!

月1,000円以下で3GB・通話付き格安SIM比較ランキング

続いて月3GB利用での料金で順位付けです。IIJmioのみ3GBプランが無いので4GBプランです。

順位格安SIM名3GB料金
1位HISモバイル790円/月
2位nuroモバイル792円/月
3位exciteモバイル880円/月
4位LinksMate902円/月
5位OCN モバイル ONE990円/月
5位LINEMO990円/月
7位povo2.0990円/30日
8位IIJmio (4GB)1,078円/月
8位楽天モバイル1,078円/月
税込

3GBでの順位は、最安プラン順位とはかなり変わります。HISモバイルが堂々の1位です。続いてnuroモバイル・exciteモバイル・LinksMateそしてOCNモバイルONEは税込で1,000円以下をキープです。IIJmioは4GBで評価しましたが、2GBプランであれば858円からとなっています!

月1,000円以下おすすめ格安SIMのメリット・デメリット

月額料金が1,000円で利用できる通話付きSIMを販売する、おすすめ格安SIMをメリット・デメリットと一緒に紹介です。

HISモバイル:業界最安値を自負する、超格安

データ量利用料金
1GBプラン590円
3GBスタート790円
5GBスタート1,190円
7GBスタート1,490円
10GBスタート1,790円
  • 3GBでは業界最安か!
  • 専用アプリなしで30秒11円で通話可能
  • 日本通信の再販プラン
  • ドコモ回線とSB回線でプランが違う
  • 格安SIMとしての知名度は低い
  • 海外向け変なSIMとは別物

彗星の如く現れた、HISモバイルの新プラン「格安ステッププラン」です。基本的には事前に申告制の段階制プランと言った形で、契約で何GBプランでとならず、事前連絡で決まります。

このプランの良いのは、追加データを買ったとしても2GB275円と他社の半値です。もちろん事前に大きなサイズにしておくと安いですが、データ追加でもお得であり、気兼ねなく使えますね。

更に、専用電話アプリなしで30秒11円で電話利用が可能です。あまりスマホを使わない人には最適なプランですよね。

HISは、旅行代理店では大手で有名ですが、格安SIMとしては知名度は低いですが、老舗MVNOである日本通信がプラン等を作っているので、信用度はバッチリです!

nuroモバイル:SONYグループの激安SIM

バリュープラス
3GB(VSプラン)
バリュープラス
5GB(VMプラン)
バリュープラス
10GB(VLプラン)
NEOプラン
音声通話792円990円1,485円2,699円
データ通信 + SMS792円990円1,485円
データ通信専用627円825円1,320円
Gigaプラス
(3か月ごとに付与)
3GB6GB15GB
税込
  • 全データサイズ業界最安級!
  • データボーナスあり(実質増量)
  • トリプルキャリアから選択可能
  • プランが少ない。
  • 3ヶ月毎しかないボーナス
  • SMSのみプランは通話付きと同額

SONYグループの格安SIMです。プランは3つでデータサイズが3GB・5GB・8GBとなっているので、多く使いたい人には不向きですが、別プランで20GB音声付きのSIMもリリースしているので、大容量通信を希望の人にもおすすめできます。

非常に基本料金が安く、3サイズあるプラン全てが業界最安級です。また、ドコモ・au・ソフトバンク回線から選択ができるので選びやすいのも特徴です。残念な点はSMSのみのプランは通話付きと同じ料金になる点だけ注意です。

ボーナスギガは、実質毎月増量との理解で良いのですが、毎月もらえないデメリットもあります。ただ、増量分も加味すと6GBで990円、12GBで1,485円となり、更に安さが目立ちますよね!

Exciteモバイル:段階制プランで1コイン以下から

Fitプラン音声SMSデータ
低速通信のみ495円462円385円
〜3GB880円847円770円
〜7GB1,430円1,397円1,320円
〜12GB1,980円1,947円1,870円
〜17GB2,750円2,717円2,640円
〜25GB3,245円3,212円3,135円
税込
  • 0GB495円から始められる
  • 追加SIMにも対応(最大5枚)
  • 国際電話が安い!10円/30秒〜
  • Fitプランは大きなデータは高くなる
  • データ通信専用SIMは、ドコモ回線のみ

Exciteモバイルは、2つの新たなプラン、FitプランとFlatプランをリリースしました。Flatプランは定額制プランで、5GB以上の大きなデータ量を使う場合にお得ですが、少量データの場合は段階制のFitプランがお安いです。

料金は、低速通信のみ利用のプランで月々495円からと驚異の金額になっています。また段階制ですので、毎月プランを変更せずに使った分だけ支払う仕組みですので、あまり使わない人だけでなく、月々のデータ量が大きく上下する人にも最適です。

またエキモバでんわ(エキサイトモバイルの電話アプリ)を利用すると、海外(アメリカ・欧州・アジア等)32か国への電話料金が30秒10円からと非常に安いです。

LinksMate:細かな料金設定。データ165円/月から!

データ量データ通信のみSMS+
データ通信
音声通話+SMS+
データ通信
100MB165円297円517円
200MB275円407円 627円
300MB308円440円660円
400MB330円462円682円
500MB363円495円715円
1GB385円517円737円
2GB418円550円770円
3GB550円682円902円
4GB726円858円1,078円
5GB858円990円1,210円
6GB990円1,122円1,342円
7GB1,111円1,243円1,463円
〜最大1TB
税込
  • 100MBから最大1TBのプラン
  • 細かく分かれて選びやすい
  • 6GB程度までは最安
  • カウントフリーオプションあり
  • eSIMあり
  • ドコモ回線のみ
  • 送料・解約手数料がある

LinksMateはゲーム系の特典やカウントフリーオプションが充実しているのですが、一般ユーザーにもおすすめできる、業界最安級の料金設定が魅力です。また100MBから最大1TBと豊富なデータプランもあり非常に選びやすくなっています。

残念な点として、多くの手数料を廃止をしたのですが、送料やプラン解約手数料が残っています。しかし、SIMの追加手数料・新規の事務手数料などは無料になっていて、併せて非常に安いプラン料金もあり、トータルではかなり下がった印象で、少ないデータ通信量では業界最安値なプランもあります。

OCN モバイル ONE:通信費も安いがスマホも安い

コース名音声付きSMS付きデータ専用
500MBコース550円
1GBコース770円
3GBコース990円990円858円
6GBコース1,320円1,320円1,188円
10GBコース1,760円1,760円1,628円
税込
  • スマホが激安多数
  • ドコモショップで申し込み可能
  • 電話アプリなしで30秒11円
  • カウントフリーオプションあり
  • ドコモ回線のみ
  • 大容量プランはない
  • 500MBコースはスマホ特売対象外の場合あり

OCNモバイルONEは、スマホの激安で有名です。セール価格で驚異の値段を叩き出すことが多々あります。またiPhoneについては12の新品から整備品として多数の旧モデルもあり、iPhone選びには最適です。ミュージックカウントフリーもあり無料で利用が可能です。

新料金を発表に合わせて、大容量20GB・30GBの受付を終了したので、大きなプランを考えている人には、ahamoなど他を検討が必要ですが、1GBや3GBなど少ないデータ通信量なら文句なしの値段になっています。

更にNTTドコモと一緒になり、500MBコースを新設しドコモショップ店舗での受付も可能になっています!

IIJmio:2GB440円のデータ専用eSIMは激安!

SIMタイプ2GB4GB8GB15GB20GB
音声858円1,078円1,518円1,848円2,068円
SMS825円1,045円1,485円1,815円2,035円
データ
(タイプDのみ)
748円968円1,408円1,738円1,958円
eSIM データ通信
(ドコモ網のみ)
440円660円1,100円1,430円1,650円
  • eSIMデータプランがある!
  • 追加データが安い1GB220円
  • 複数契約でデータシェア可能
  • 1契約1SIMのみ
  • 物理SIM版のデータ専用は少し高め
  • eSIMは4G/3G通信

格安SIMシェアNo.1であるIIJmioが本気の料金改定を行いました。通常の物理SIM版では通話付きプランを非常に安く設定し、eSIM版のデータ通信は他社の追随を許さない安さです。メインとして通話付きSIMを使うのも、副回線としてeSIMを使うのもおすすめになります。最大の特徴は、追加データの安さで、1Gが220円からとなっています。

残念な点に記載した通り今回のプランでは1契約に1SIM発行となっています。ただ実は方式が変わっただけで(残念でもなく)、複数契約をして全てのデータを家族みんなでシェアも可能になっているので、タブレットとの2台持ちをして通話SIMとeSIMなどの利用でも無駄なく使うことができます。

激安格安SIMおすすめランキングのまとめ

金額に焦点を当てて格安SIMを紹介しました。正直知名度の低い会社も多いですが、IIJmioやOCN モバイルONEなど超有名大手格安SIMも頑張っています。

また、楽天モバイルやオンライン専用プランのpovo2.0・LINEMOも非常に安い金額のプランをリリースし、格安SIMとも真っ向勝負と言った感じもしますね。

ただ、楽天モバイルとpovo2.0は0円から始められます。無理に選択せず、格安SIMと一緒に使うデュアルSIMや2台目も、これからは主流になると思います!

このページでは格安SIMを特集しているので、
povo2.0については、「楽天モバイル vs povo2.0どっち?」を参考に
LINEMOについては、「楽天モバイル vs LINEMOどっち?」を参考に