タダ(0円)から始められるプランUN-LIMIT VI(アンリミット6)を2021年4月1日からスタートさせている楽天モバイル。誰にでも最適なワンプランと言っていますが、本当に向いている人・向かない人、メリット・デメリットをしっかり見てきます!
楽天モバイルは、格安SIM(MVNO:移動仮想通信事業者)から改めキャリア(MNO:移動通信事業者)となった通信会社です。
そんな楽天モバイルについて詳しく調べます。
楽天モバイルはこんな人に向いている
まずは、どんな人に向いているかざっくりとピックアップです。
- とりあえずもう1回線欲しい
- あまりデータ通信を使わない
- 都会在住で、沢山のデータ通信を使う
- 海外によく行く
- 電話をよくかける
- 楽天経済圏の恩恵をもっと受けたい
- 無料で他の回線も試したい
楽天モバイルの特徴とメリット
それでは、なぜ上記の人たちにおすすめなのか、楽天モバイルの特徴メリットを見ながら解説してきます。
- プラン1つで0円から!
- 段階制で最大は無制限利用可能
- ほぼどこからでも電話かけ放題
- 縛りなし、事務手数料無料
- 海外行くなら楽天モバイル
- 楽天ポイントが貯まりやすい
プランは1つで0円から!

楽天モバイルが提供するプランは、UN-LIMIT VI1つです。電話はかけ放題が含まれておりデータ利用量に合わせて金額が変更する段階制を採用しています。
データ利用量 | 1回線目 | 2~5回線目 |
---|---|---|
0GB~1GB | 無料(0円) | 1,078円 |
1GB超過後~3GB | 1,078円 | 1,078円 |
3GB超過後~20GB | 2,178円 | 2,178円 |
20GB超過後~無制限 | 3,278円 | 3,278円 |
また、電話かけ放題込み・通信量無制限(楽天エリアのみ)のため、(特殊な場合を除き)追加料金が発生しないので、最大で3,278円までです。
1GBまでは完全に無料!
また逆に、データ通信が1GBまでなら、月額基本料金が無料なります。他社では見ない完全に楽天モバイルオリジナルであり最安値と言えます。
専用アプリ利用になりますが、電話やSMSも国内使い放題で、これらについてはデータ通信は発生しません。また各種事務手数料も無料なので、完全に毎月無料も可能です!
1GBの次の段階は、3GBまで1,078円となり、格安SIM並みの料金設定でもあり、少量のデータ通信しか行わない人にとっては非常にお安いのが楽天モバイルです!!
無料(0円)だから、デュアルSIMや格安SIMとの組み合わせも可能
楽天モバイルの1GBまで無料は、データ通信をせず通話かけ放題だけを使っても無料になります。言い換えれば、電話番号発行とかけ放題が無料です。
非常に安い格安SIM会社でも、通話付きSIMとデータ専用SIMとでは、200円弱の差額があるので、通話を楽天モバイルにし、データ通信を格安SIMで利用する事も可能になり、1コインで電話かけ放題と3GBのデータ通信も可能です。
詳しくは、楽天モバイルとのデュアルSIMで1回線より安くする方法を参考にどうぞ:
段階制で最大は無制限使い放題可能

一方で、なんと言っても楽天モバイルの目玉は、楽天モバイルエリアに接続時は完全データ使い放題です。非常に新しい通信会社のため設備工事が全国津々浦々へ完了しておらず。田舎に行くとパートナー(au)回線を使うことになり月5GBまでですが、エリアは日々広がっています!!
公式発表されていませんが、1日10GB以上使うと3Mbpsへ速度制限があると言われていますが、3Mbpsは他社の通常のスピードと変わらないぐらいで、かなり緩い制限しかありません。
なお、パートナーエリアでも、5GB超過後は1Mbpsです。*追加データ購入(1GB/550円)も可能
ほぼどこからでも通話かけ放題

「ほぼどこからでも」と書いたのは、楽天モバイルの特徴の1つで、国内からだけではなく海外でも国内同様に使えるからです。
日本国内は、専用アプリRakuten Linkを使うと完全かけ放題となっていて、何分とか何回とかも考える必要はありません。更に、国内SMSも同様にアプリを使うと使い放題となっているので、追加料金の心配もかなり低いです。*一部有料もあり。アプリ非利用は従量制で有料
縛りなし・各種事務手数料無料

楽天モバイルでは、煩わしい契約期間の縛りはありません。当然ながら解約手数料や違約金、あるいはMNP転出料も無料なので、何時止めても無料!
例えば、他社でよくある、新規契約事務手数料・SIMカード新規発行手数料も無料、毎月の利用も無料、SIMを再発行なども無料、解約したくなっても、契約解除料等が無料と、全部無料も可能です!!!
全部タダと気味が悪いと思いますか?何時、楽天モバイルにお金を払うのか?と心配ですか?簡単な話です、1GB以上使う月があれば支払うだけですね。
今なら、最大35,000ポイント還元中♪
海外行く人には楽天モバイル1択だ
楽天モバイルのサービスで特に珍しいのが、海外を非常に意識したサービスがあることです。
基本料金に2GB/月が、海外66カ国で使用ができます。更に追加データが1GB/500円で可能なので、海外に行く人には非常にリーズナブルであり、かつ利便性が高いのもの魅力です。
2つ目は、Rakuten Link(電話アプリ)が、海外でも使用できる点です。海外66カ国では日本同様に無料で使えます。このアプリはデータ量は消費しないので、無料のままで海外から国内へ連絡が可能なのです。66カ国外でもWi-Fiに繋げれば受発信可能なので、IP電話の良いところだけ入れたような感じになっていますよね。
海外かけ放題オプションがあり、海外66カ国へ通話がかけ放題が980円/月と用意されているので、海外に知人友人家族がいる人には非常にお得です!
楽天モバイルの海外利用の利点を、ドコモのahamoと比較してさらに詳しく記載していますので、参考にどうぞ:
楽天ポイントが貯まりやすい

- 楽天モバイル新規契約で5,000ポイント
- 楽天モバイル契約時にスマホ購入で最大25,000ポイント
楽天モバイルへMNP転入で最大20,000ポイント - 楽天モバイル利用でポイントが貯まる
- 楽天モバイル契約でSPU+1倍
- 楽天モバイルキャリア決済で10%ポイント還元
- 楽天モバイルキャリア決済2,000円以上で、SPU+0.5倍
上記が、楽天モバイル関連で貰えるとポイントの代表例です。
まず、1番目・2番目はセットで新規契約と製品購入で最大25,000ポイント、またはMNP転入で最大20,000ポイント貯まるキャンペーン利用です。誰でも初めて楽天モバイルに申し込み時に5,000ポイント貯まり、スマホも購入すると更に20,000ポイント、MNP転入は15,000ポイントの内訳です。
そして、楽天グループのサービスでもあり、楽天モバイル利用でポイントが毎月貯まり、プラス楽天市場での買い物でポイントがより貯まるプログラムSPUも+1倍になります。
Google Playストアでのキャリア決済をすると、10%ポイント還元があり、実質アプリや映画等が10%引きで使えます。毎月2,000円以上利用でSPU+0.5倍のボーナス付きですよ!
貯まったポイントは楽天市場以外でも、楽天ペイを使うと、現金的に街のコンビニ・ドラッグストア・ホームセンター等で使えるので、使い道に困ることもありません。
楽天モバイルの注意点とデメリット
- 段階制プランは止まらない
- 楽天モバイルエリアが限られる(5Gエリアはほとんど進んでいない)
- 対応スマホが限られる
- 段階制の3GBの次が20GB
- 海外データローミングが66カ国のみ
- iPhoneとAndroidで料金が変わる
- Rakuten Linkの通話品質は若干難あり
楽天モバイルはメリットも多いですがデメリットもあります。デュアルSIMを利用するなどでカバーできる事も多いので、デメリットも理解しておくのはとても大事です。
それでは詳しく見ていきます。各項目に関連した記事も紹介しているので合わせて確認を!
段階制プランは止まらない

段階制プランは名前の通り、固定・定額制ではありません。毎月1GBだけ利用して0円で運用と考えていても、1GBを使い切ることはできません。使い切ろうとすると、きっとオーバーします。
そのため実は、大きく毎月のデータ利用量が変動する人以外は段階制は不向きの事が多いです。その対策として、通話・SMS無料の楽天モバイルを利用しながら、他のSIM回線でデータ通信を行うデュアルSIMをすると解決します。
デュアルSIMについては特集記事[まとめ] デュアルSIM最強の組み合わせBest5を参考にどうぞ
楽天モバイルエリアが限られる
楽天モバイルエリアは、お世辞にも他の3大キャリアと勝負できるほど広がっていません。さらに、残念ながら多くの地域で今後パートナー(au)回線のサービスが終了予定です。
そのため、以前は楽天エリアが狭いけどauエリアで使えるとなっていましたが、今後は圏外のエリアも出てきます。
しかし、楽天モバイルの最大の魅力は安さですから、費用を抑えたいと考えているなら、デュアルSIMを使ってカバーするなどを考えるのが良いですね。
3大キャリア回線から選べる低速無制限使い放題mineoパケット放題Plusと楽天モバイルのデュアルSIM!を参考に
対応スマホが限られるか!?
対応スマホが限られる問題はずっと続いていますが、iPhoneが公式対応して大きく変わりました。楽天モバイルは、iPhoneをApple Storeと同じか下回る金額設定にした初めてのキャリアです。
さらに、楽天モバイルで販売されているスマートフォンはiPhoneを筆頭に人気機種が非常に多いです。
例えば、2020年から2021年の国民機と言っても過言ではない超人気モデルのAQUOS sense4も、楽天モバイルではeSIM対応モデルとして販売しており、後継機になるAQUOS sense6も実質価格が19,800円(mnp転入時)で販売中です。
毎週更新している楽天モバイルの最新の在庫とニュースを参考に
段階制の3GBの次が20GB

楽天モバイルの段階制プランは4段階ですが、3GBを超えると次が20GBとなっています。5GB程度しか使わない人には、かなり余った感覚になります。楽天モバイルエリア外でパートナー回線の利用が多い人は5GBまでしか高速通信もできません。
そこで良いのが、料金の固定化でも説明しましたが、デュアルSIMを利用すると良いです。格安SIMは細かくギガ数を区切ってプランを作っているので、月々に使う量に合わせてプランに入るとお得ですよね。さらに繰越をしてくれるプランもあるので、”使い損ね”が減らせます。
デュアルSIMについては特集記事[まとめ] デュアルSIM最強の組み合わせBest5を参考にどうぞ
海外データローミングが66カ国のみ
楽天モバイルは世界66か国で2GB1,078円で利用可能です。追加データも500円/GBとお安く、海外旅行・出張、あるいは長期滞在にももってこいです。
しかし、落とし穴が1つあります。それは世界66か国以外で利用ができません。これはお金の問題ではなくサービスを行なっていません。そのため、場合によっては使いない事もあります。
ただし、Wi-FiでRakuten Linkが利用可能なので、世界中で日本国内同様に電話は使えます(日本への発信が無料でできる)
iPhoneとAndroidで料金が変わる
iPhoneとAndroidでは、Rakuten Linkの仕様が変わります。そのために起こる差が存在します。国内で利用しているとほとんど感じる事がありませんが、Androidで無料の事が、iPhoneでは2点が有料になります。
- 海外での電話の着信
- SMSの利用(発信)
上記2つはAndroidでは無料だったのですが、iPhoneでは有料になります。
更なる詳細は「iOS版Rakuten Linkの仕様変更で一部サービス有料化」のページをどうぞ
Rakuten Linkの通話品質は若干難あり
Rakuten Linkを使えば、国内での電話がかけ放題無料になります。ただ、公式には発表していませんが、やはりネット回線利用の通話は、通常の電話より品質が劣ります。
特に電波状況に左右される事もあるので、データ通信の状況次第でかなり低品質な通話になります。オプションとして通常の電話アプリで10分かけ放題もありますが、1,100円と高額です。
もし電話品質を拘るなら、かけ放題プランだけ入れるpovo2.0とのデュアルSIMも検討が良いですね。
とは言っても、楽天モバイルは0円から入れて使えるので、メリットしかありませんよ!
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