[2022年版] eSIMが使える格安SIM/格安スマホ5社を比較。メリット・デメリット

格安SIMのeSIMアイキャッチ デュアルSIM

iPhone等で使えるeSIMが発行できる格安SIM/格安スマホ(MVNO等)を調べて比較しました。現在、eSIM発行可能なのは、ワイモバイル・UQモバイル・IIJmio・BIC SIM・LinksMateの5社になります。

今後はデュアルSIMは当たり前になると思います。そしてeSIM/nanoSIMのスマートフォンが主流となりそうで、格安SIMのeSIM対応はとても大事になってくると思います。

そこで、2022年1月現在のeSIMを発行できる格安SIMプランを徹底調査です!

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eSIM対応キャリア・回線はどこ?

eSIMは、全大手キャリアとそのサブブランドおよびオンライン専用プラン全てと、一部の格安SIM/格安スマホ(MVNO等)で利用可能で、次の各社またはプランになります。

キャリア(MNO)eSIM対応状況

◯:eSIM発行可

NTTドコモKDDI(au)ソフトバンク楽天モバイル
ahamopovo2.0LINEMO

NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリア共にeSIM発行が可能です。また2021年から始まったオンライン専用プランahamo・povo・LINEMOについても同様で全てeSIMに対応しています。

当然ながら、物理SIM(nanoSIM等)も選択可能です。

格安SIM・格安スマホ(MVNOなど)eSIM対応状況

◯:全プラン、△:一部プラン、×:未対応

ワイモバイルUQモバイルIIJmioHISモバイルLinksMate
×
OCNモバイルONEBIGLOBEモバイルnuroモバイルmineo/マイネオexcitモバイル
×××××
J:COMイオンモバイルBIC SIM
××

格安SIMでは5社が対応しています。残念ながら、大手格安SIMのOCNモバイルONEやmineo(マイネオ)は未対応です。なお、BIC SIMは販売元がビックカメラなだけで、IIJmioのプランを再販でプラン内容は同じです。

今回は、この格安SIMに分類されるeSIM対応通信会社と楽天モバイルについて注目していきます。

eSIMのメリット・デメリットは?

eSIMのメリットeSIMのデメリット
・紛失の心配がない
・再発行が何処からでも可能
・新規契約が5分で完了
・eSIM付きデュアルSIM対応スマホが利用できる
・デュアルSIMが可能になる
・機種変更毎に申請が必要
・eSIM再設定で通信環境が必須
・未対応通信プラン・スマホ多数

eSIMの1番のメリットは、手軽に発行が可能で再発行もネット環境があれば(海外含め)何処からでも行えます。また紛失のリスクがなく、例えスマートフォン端末を紛失・盗難があっても、遠隔で停止再発行できます。

一方で、eSIM設定には、契約回線以外の通信環境が必須ですので、再発行は通信手段を確立した上で行います。例えば機種変更したい場合、今のモバイル通信で申請はできますが、申請した瞬間に圏外になり設定できません。

さらに、スマートフォンが選り好みされます。iPhone等でデュアルSIM利用をしたい場合、eSIMが無いと出来ません。一方でeSIMがないスマホ端末も多数ありますし、対応していない通信プランもあります。nanoSIM(物理SIM)は、すべての通信会社で発行可能ですが、eSIMは一部だけです。

nanoSIMとeSIMとで通信エリアや繋がりやすさが変わることはありません。必要性が無いなら変更も不要ですが、最新のiPhone等のスマートフォンでデュアルSIMを使ってみたいと思うなら、通信回線の一方はデュアルSIMにしておく必要があります。

詳しくは、楽天モバイル併用でデュアルSIM最強の組み合わせを参考に

格安SIMのeSIM対応と手数料

格安SIMと楽天モバイルのeSIM対応状況です。

ワイモバイル・UQモバイルは、通話付きプランしかないので、eSIMも通話付きSIMになります。IIJmioは、データ専用のeSIMのみ発行でドコモ回線になります。また、LinksMateは、通話・データ・SMS付きの(ドコモ回線)SIMそれぞれが発行可能です。

eSIM対応SIMタイプ回線eSIM発行手数料SIMカード交換手数料
ワイモバイル通話付きソフトバンク無料
3,300円(店舗)
3,300円
UQモバイル通話付きau無料2,200円
IIJmio
(BIC SIM)
データ専用NTTドコモ220円2,200円
LinksMate通話・データNTTドコモ550円1,100円
1,100円~(送料)
楽天モバイル通話付き楽天モバイル無料無料

手数料については、ワイモバイルとUQモバイルは通常eSIM関連は無料で、IIJmioはプロファイル発行に220円/回、LinksMateは550/回の費用がかかります。また、各社ともに、eSIMからnanoSIMなどの物理SIMへの再発行・交換は有料となっています。

機種変更をするときに費用がかかるので注意です。

楽天モバイルならSIM関連手数料は無料

楽天モバイルは、格安SIMではありませんが、一緒に紹介しているのは、これが理由です。

2020年の秋に料金を改定して以来、事務手数料の多くが無料になっています。eSIM発行やSIM関連も全額無料となっています。

  • 新規事務手数料・eSIM新規発行手数料無料
  • eSIMプロファイル再発行手数料無料
  • SIM交換(eSIMからnanoSIM、nanoSIMからeSIM)手数料無料

0円運用から無制限まで!

eSIM対応のスマホ端末について

eSIMのみ対応のスマホは少なく、有名なのはRakutenオリジナルとして楽天モバイルがリリースしている製品ぐらいで、ほとんどのeSIM対応スマホはデュアルSIM仕様になっており、nanoSIMかeSIMいずれかまたは両方使えるようになっています。

iPhoneもXR/XS(2018)以降のモデルは、eSIM対応です。特に最近のスマートフォン端末はeSIM仕様が増えています。主なeSIMモデルは次の通りです。

  • Apple iPhone XS/XR、11、12、13各シリーズ、SE(第2世代)
  • Google Pixel 4(a付き含む)以降すべて
  • SHARP AQUOS sense6/zero6など
  • OPPO A73、Reno5 A、A55sなど
  • SONY Xperia 10 III liteなど

ちなみに、楽天モバイルが2021年に販売スタートしたモデル(下記)はすべてeSIM対応端末となっています。

端末名4G/5G一括価格
iPhone 13 シリーズ5G86,780円〜
iPhone 12 シリーズ5G69,800円〜
iPhone SE(2gen)4G44,800円〜
Rakuten BIG S5G50,980円
OPPO A55s 5G5G32,800円
OPPO Reno5 A5G42,980円
AQUOS zero65G69,800円
AQUOS sense65G39,800円
Xperia 10 III Lite5G46,800円
2021年楽天モバイル販売スタート端末一覧

注意:一部端末はeSIMなしのキャリアモデルがある

  • NTTドコモ AQUOS sense6
  • ワイモバイル OPPO Reno5 A、AQUOS sense4 Basic

有名なところで上記の2モデルですが、nanoSIMのみのシングルSIMモデルです。しかし、SIMフリー機および他通信会社で販売しているモデルは、eSIMとnanoSIM両方に対応しています。購入する際はしっかり確認をしてからにしましょう。

格安SIMのeSIM対応プラン(音声・データ)について

eSIM対応は、各社で異なります。全部のプランに対応してい場合と、IIJmioの様にeSIM専用プランが用意されている場合があります。それぞれのプラン毎に見ていきます。

IIJmio ギガプランeSIM・データプランゼロ(eSIM:データ)

ギガプラン(eSIM)概要

料金
新規事務手数料3,300円
新規eSIM発行手数料220円
月額料金 2GB: 440円/月
4GB: 660円/月
8GB:1,100円/月
15GB:1,430円/月
20GB:1,650円/月
追加データ量1GB220円

データプランゼロ概要

料金
新規事務手数料3,300円
新規eSIM発行手数料220円
月額料金165円/月
追加データ量1GB330円
追加データ量 2GB〜10GB495円
プロファイル再発行手数料0円

IIJmioでは、eSIM専用のプランが2つあり両方共にデータ通信専用となっています。1つはギガプランのeSIMコースでデータ通信専用定額プランとなり、もう1つのデータプランゼロは使った分だけ支払う従量制のeSIM専用プランとなっています。

IIJmioのギガプランが新しいプランとして2021年4月にリリースされました。月額料金が2GBで440円と非常に安く、追加のデータも220円/GBと圧倒的に他社より安いのが特徴です。

1つだけ注意したいのが、IIJmioのeSIMはドコモ回線の4G/3Gを利用となりますが、5Gには未対応です。しかし、圧倒的な安さもあり、楽天モバイルとのデュアルSIM最強の組み合わせとしても人気になっています。

UQモバイル くりこしプラン+5G S/M/L(eSIM:音声)

料金
新規事務手数料3,300円
新規eSIM発行手数料0円
月額料金S(3GB) :1,628円/月
M(15GB):2,728円/月
L(25GB):3,828円/月
eSIM再発行手数料0円

KDDI(au)のサブブランドで格安SIMのUQモバイルから販売中の「くりこしプラン+5G」では、eSIMまたは通常の物理SIMいずれも選択が可能です。

UQモバイルでは、eSIM対応であるiPhoneも販売しているので、iPhoneとeSIMデビューも可能ですね。

ワイモバイル シンプルプランS/M/L(eSIM:音声)

料金
新規事務手数料3,300円
*オンライン無料
新規eSIM発行手数料0円
月額料金S(3GB) :2,178円/月
M(15GB):3,278円/月
L(25GB):4,158円/月
eSIM再発行手数料3,300円
*オンライン無料

ソフトバンクが展開している格安SIMワイモバイルは、シンプルプランでeSIMの発行が可能です。店舗で手続きをすると3,300円の費用が発生するので、オンラインで行うようにしましょう。

ワイモバイルは、多くの手数料がオンラインで行うと無料になります。申し込み時も店舗だと新規事務手数料が発生します。

LinksMate(eSIM:データ・音声)

料金
新規事務手数料0円
新規eSIM発行手数料550円
月額料金通話:
517円(100MB)〜 49,852円(1TB)
データ+SMS:
297円(100MB)〜 49,632円(1TB)
データ:
165円(100MB)〜 49,500円(1TB)
eSIM再発行手数料550円

多くのゲームがデータ通信カウントフリーになる事で有名なLinksMateですが、プランの多さも他社を圧倒しています。その数なんと全114プランです。月々のデータ利用量を非常に細かく決められる事と、最大1TBまで選択可能な事でこの数になります。

eSIMについては、MVNOとしては初と言われており、ドコモ回線を利用が可能です。5G通信も無料オプションで対応しているので、格安ドコモ回線ならここですね。

※ iPhoneはAPNプロファイルが1つしか有効になりません。LinksMateのeSIMを利用しデュアルSIMにする際は、もう一方はAPNプロファイル設定のインストールが不要な回線(楽天モバイル等キャリア)を使う必要があります。

楽天モバイル UN-LIMIT VI(eSIM:音声)

料金
新規事務手数料0円
新規eSIM発行手数料0円
月額料金〜1GB:0円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
無制限:3,278円
eSIM再発行手数料0円

最後に、楽天モバイルを紹介します。現在楽天モバイルは、格安SIMではなくキャリアですが、価格は格安SIMと言っても過言ではありません。そしてeSIM対応プランを語るに避けれないのが楽天モバイルです。

私もeSIMで利用中ですが、手数料が無料な点がやはり強みです。eSIMの再発行も専用アプリから出来るので非常に簡単です。eSIMを始めるなら楽天モバイルですね!

0円運用から無制限まで!

まとめ

現在eSIMが発行できる格安SIM・格安スマホと言われる回線を紹介しました。実は厳密に格安SIM=MVNOとなるとLinksMateだけです。IIJmioはフルMVNOと言われており自前でeSIMを発行しています。

全キャリアがeSIM対応をしたのがつい最近ですので、それらの回線を借りている格安SIMではまだまだ先かもしれませんが、今後デュアルSIM対応スマホが増えれば格安SIMのeSIMはとても大事かもしれませんね。

[解決] データ専用SIM利用でのiPhoneデュアルSIM運用に問題

2021年後半に、格安SIMの代名詞である、「データ専用SIM」を使ってiPhoneでデュアルSIM利用する際に、110番等の緊急電話番号へ電話発信が出来ない問題が発生していました。

これは、iPhoneにて、いずれか一方がデータ専用SIMであり、かつデータ通信用に設定していると発生します。例えば、キャリア回線で電話を使い、格安SIMのデータ専用をデータ通信用に設定しておき、緊急電話をするとかからなくなります。

なお、この問題はApple等メーカーが、OSを修正しアップデートする必要があり、iOS15.2へアップデートする事で、問題が解決します。

もしデュアルSIMをiPhoneで運用したい場合は、必ずiOS15.2以降を利用しましょう。なお、iPhoneのeSIMデュアルSIM対応モデルは、iPhone XS/XR以降(SE第2世代含む)は、全てiOS15.2へのアップデートが可能です。

デュアルSIMについては「[総まとめ] デュアルSIM最強の組み合わせベスト5」を