LINEMO(ラインモ)の14のメリットと11のデメリット。3ギガミニプラン最強では?!

LINEMOメリット・デメリットアイキャッチ格安SIM

ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOは、2つのデータサイズ3GBと20GBのプランを出しています。

当初は、スマホプラン(20GB)のみで、特徴はLINEギガフリーくらいでパッとしていませんでした。発表も、povoやahamoが情報が出るたびに変更され、後出しジャンケン感もあり、評判はイマイチの感じでした・・・。

ところが、ミニプラン登場で俄然オススメのSIMへ大変革です。格安SIMへも真っ向勝負で潰しにかかっているのではと思うほど良いです。

そこで、今回はLINEMOのメリット・デメリットを確認したいと思います。ミニプランがリリースされ、LINEMOは少量データプランでシェアトップの座も取れると個人的には思っています。

LINEMO

※なお、金額は税込価格です。

LINEMO(ラインモ)のメリット14個を発表

LINEMO(ラインモ)のメリット・特徴をまとめました。メリットを紹介しつつサービスの特徴内容についても触れています。

  1. プランは3GBと20GB
  2. 条件なしで3GB990円の超格安!
  3. eSIMにも対応
  4. 18歳未満の未成年も追加料金なしで利用可能
  5. 各種手数料が無料
  6. 全てオンラインで完結
  7. LINEデータカウントフリー
  8. LINEスタンプが無料!
  9. PayPayボーナスキャンペーン
  10. 5分かけ放題1年無料
  11. ソフトバンク網をそのままで高速安定、5Gも!
  12. 速度制限後(超過後)も速い
  13. 地震速報などの、緊急・災害時のサービスは使える
  14. ウェブサイトが分かりやすい

まずはメリットを詳しく紹介です。(その後デメリットです)

プランは3GBと20GB

LINEMOでは、ミニプラン・スマホプランが用意されていて2つから選べます。同時期にリリースされたドコモのahamoは20GBの1プランです。

そして、実はLINEMOの3GBのミニプランが超おすすめで、データ通信をあまり使わない人に最適・最高・最強なのです。

プラン名ギガ(GB)月額料金
ミニプラン3GB990円
スマホプラン20GB2,728円

もちろん、格安SIMを比べると、3GB990円のお値段はダントツ最安値ではありません。しかし、格安SIMとLINEMOの大きな違いは運営者が異なります。

LINEMOは、ソフトバンクの1プランでありキャリアが運営、通信スピード・安定性はキャリア品質なのです。お昼休みも使えます!

要は、速くて安い!もちろんエリアも広い!

LINEMOミニプランは、格安SIMの最強の敵だと思うので、深堀りしてみたも参考にどうぞ

条件なしで3GB990円の超格安プラン!

ミニプランは3GBで税込990円/月で利用が可能です。この金額を、その他のキャリアやサブブランドと比較すると安さが分かりやすいです。

LINEMO楽天モバイルUQモバイルワイモバイル
990円1,078円1,628円2,178円

上記は、3GB/月利用時の各社金額になりますが、LINEMOが圧倒的にお安いですね。UQモバイルやワイモバイルは様々な割引が適応されて、LINEMOと同額の990円/月にする事が可能ですが、割引条件が意外と厳しいです。

例えば、UQモバイルなら電気とセット、ワイモバイルは家族一緒で二回線目以降になっています。一方で、LINEMOなら990円のための条件はありません。加入からずっと同じ!!

楽天モバイル(0円)とLINEMO併用のデュアルSIMも面白いかもしれません。

eSIMにも無料で対応

ソフトバンクグループは、2021年に入り、順次LINEMO・ワイモバイル・ソフトバンクと全てでeSIMが利用できるようになりました。

eSIMが使えて良い点として、発行がかなり手軽になります。eSIMの発行は郵送の待ち時間がありません、どこからでもオンラインで申し込みができます。またスマホを紛失しても、eSIMを抜かれる心配もありません。

また、LINEMOは基本的に事務手数料が無料ですので、SIM関連ももちろん無料です!

  • SIMカード再発行時の手数料:0円
  • eSIM再発行時の手数料:0円
  • SIM変更手数料:0円

更に、iPhone/Pixelなど最近のスマートフォンの一部は、eSIMとnanoSIMの2枚(iPhone 13以降はeSIMx2)対応なのでデュアルSIMとして使ったり、eSIM側にLINEMOを入れてnanoSIMを空けておけます。

18歳未満の未成年も追加料金なしで利用可能!

Q:未成年での契約はできますか?
A:18歳以上のお客さまからご契約できます。 

18歳未満のかたはご契約できませんが、20歳以上のかたをご契約者さまとし、ご自身は使用者として利用することができます。

LINEMO

また、18歳未満の人が利用する際に必須の「フィルタリングサービス」についても無料です。契約は20歳以上となっていますが、利用者として登録し使う事が出来るのもポイントです。

各種手数料が無料

Q:手続きに必要な事務手数料について教えてください。
A:新規契約、乗り換えなど、各種お手続きの際は一切手数料がかかりません

LINEMO

なんと、LINEMOでは、各種の手続きにかかる手数料が全て発生しません。そのため、新規契約から利用中そして解約まで、手数料が必要な事がありません。上記で説明した通りSIM関連の手数料も無料です。

全てオンラインで完結

eSIMのところで少し触れましたが、オンラインだけで申し込みができます。LINEMOは基本的にはオンライン専用プランとして、全ての手続きがオンラインで完結可能です。

対面対応がないことをデメリットと捉える場合もありますが、手続きが全てオンライン可能で、質問などがあれば、チャットやLINEで行なっているので、いつでも何処からでも出来るので、慣れればむしろ簡単便利ですよね。

LINEデータカウントフリー

LINEMOも最大の特徴は、LINEアプリでのデータ通信の一部がカウントフリーになっている点です。カウントフリーとは、特定のアプリ経由通信に利用したデータを、プランの3GBや20GBから消費しない事です

ただ、実はLINEってそんなにデータ通信使いません。LINEトークに必要な通信量は1回あたり2KBが目安で、1GBあれば50万回送れます。そして通話なら、1分0.3MB(1時間18MB)となり、1GBなら55時間話せます。

画像:Lineモバイル https://mobile.line.me/guide/article/30013500.html

しかし、ビデオ通話はかなりデータを消費し1GBでは約3時間程度しか使えませんが、LINEMOであればビデオ通話も全てカウントフリーです。

3GBのミニプランでも、LINEデータカウントフリーですから、かなりお得です!!

更に、データフリーは良い点は、プランのデータを使い切っても、LINEでの通信は高速を維持してくれるので、日々の連絡手段としてLINEを維持利用するのには安心ですよね。

※LINEアプリ内全てがカウントフリーではありません。詳細は公式サイトで

LINEMO

LINEスタンプが実質無料使い放題!

LINEMOの「スマホプラン」を契約の上でLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)へ加入中の人には、LINEポイント240ポイントを毎月プレゼントされます。

LINEスタンプ プレミアムは、900万種類以上の対象クリエイターズスタンプ・絵文字が使い放題のサブスクリプションサービスで、スタンプのみは240円/月、スタンプ・絵文字は480円/月で使い放題になっています。

要は、LINEスタンプ プレミアム加入で必要な月額料金240円が、後ほどLINEポイントで戻ってくるので、実質無料です!!

PayPayボーナスキャンペーンなど充実

契約ポイント
他社からMNP乗り換えでスマホプラン契約10,000ポイント
新しい番号でスマホプラン契約3,000ポイント
ミニプラン契約または
ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換え
対象外

20GBのスマホプランへMNP転入で契約すると10,000ポイント、新しい番号での新規契約なら3,000ポイントのPayPayボーナスプレゼントキャンペーンが実施中です。

そのほかに、下記のかけ放題の割引や、期間限定フィーバータイムなどキャンペーンが豊富です。LINEMOキャンペーンまとめも参考に

5分かけ放題1年無料・定額かけ放題は割引

通話準定額通話定額
オプション内容5分かけ放題国内通話がかけ放題
オプション料金
(14ヶ月目〜)
550円/月1,650円/月
キャンペーン適用時
(初月〜13ヶ月)
0円/月1,100円/月

現在LINEMOでは、加入から13ヶ月目までは毎月550円の割引キャンペーン中、5分かけ放題なら無料、国内かけ放題が1,100円となっています。

通常の電話アプリを利用して、安いかけ放題利用が可能です。

ソフトバンク網をそのままで高速安定、5Gも!

LINEMOは、ソフトバンク回線をそのまま利用しています。その為、他の格安SIMとは違い極端な制限は起こりません。

また、すでに5G対応をしているので、5G対応スマホを持っているなら、無料で5Gエリアでの高速通信も可能です!

LINEMOは格安SIMではない

LINEMOは、格安SIM(MVNO)ではありません。格安SIMの基本は、通常から帯域制限がありキャリアより狭い帯域を多くのユーザーで使うことでコストダウンをし料金も安くしていますが、反面混雑しやすくスピードが遅くなる傾向があります。

その為、格安SIMは混雑時に極端にスピードが落ちる傾向があり、”昼休みは遅い”は当たり前になっています。

LINEMOは、時間問わず安定です。

速度制限(超過後)も速い

プラン名超過後スピード
LINEMOミニプラン:300Kbps
スマホプラン:1Mbps
NTTドコモ 5Gギガライト128Kbps
au ピタットプラン128Kbps
ソフトバンク ミニフィット+128Kbps
ahamo1Mbps
povo2.0128Kbps

LINEMOでは、プランデータ量を超過した場合に速度制限がありますが、ミニプランは300Kbps、スマホプランは1Mbpsへと、低速にはなりますが、速めのスピード制限になります。

その他キャリアプランと比べると速い事が分かります。特に、ミニプラン(データ量が少ない場合)でも他社の2倍以上のスピードです。

地震速報などの、緊急・災害時のサービスは使える

  • 緊急速報メール
  • 災害用伝言板サービス
  • 災害用音声お届けサービス

LINEMOは、格安SIMとは違いキャリアの1プランでもあり、緊急・災害時等のサービスもしっかりと対応しています。

緊急速報メールとは、「緊急地震速報」「津波警報」「特別警報」「災害・避難情報」を、対象エリアにいるユーザーに一斉に知らせるサービスです。

ウェブサイトが分かりやすい

LINEMOのウェブサイトは、非常に分かりやすくなっています。例えば上記のキャプチャーのように、「LINEMOでできないこと」としてまとめて書いてくれています(隠したいりしてません!)

そのため、実は当サイトでまとめページ的にデメリットをメリットを並べましたが、公式ウェブサイトでも十分分かりやすくしてくれています・・・

LINEMO(ラインモ)のデメリット

  1. ミニプランとスマホプランは一部サービスが異なる
  2. サポートは限定的
  3. スマートフォン端末は売っていない
  4. データ繰越はなし
  5. 留守電・転送電話はなし
  6. その他割引なし
  7. 海外は使えるけど高い
  8. Yahoo!プレミアム特典はなし
  9. 通話は30秒22円だけ
  10. キャリアメールはない
  11. ソフトバンクまとめて支払いは再設定が必要

LINEMOはやすいです。そして、安くするためにいくつかの制限・限界はあります。デメリットと感じてしまう点も出てきます。

詳しくみていきましょう。

ミニプランとスマホプランは一部サービスが異なる

ミニプランスマホプラン
月額データ量3GB20GB
月額基本料(税込)990円2,728円
LINEギガフリー対応対応
データ量超過後の通信速度300Kbps1Mbps
eSIM対応対応
契約後のプラン変更
通話オプション割引キャンペーン対象対象
LINEスタンプ プレミアムポイントバックキャンペーン対象外対象
PayPayボーナスあげちゃうキャンペーン対象外最大10,000p

スマホプランとミニプランは異なる点がいくつかあります。データ利用量と月額料金は当然違いとして、超過後のスピードやキャンペーン対応が異なります。

致命的にミニプランが損だと感じる点も正直ないので、自分は使うデータ量に合わせてプランを選ぶのが得策ですね。

サポートは限定的

ソフトバンク・ワイモバイルは店舗が日本全国にありますが、LINEMO向け対応を受け付けていません。問い合わせ番号もありません。基本的には、ウェブサイトで手続きをし、質問があればサイト内からチャット画面で問い合わせとなります。

オンラインで全て行うは、メリットとしても取り上げましたが考え方次第です。キャリアの方がサービスが多くとも、そのサービスを受けるのに雑多な手続きや来店要より、シンプル・手軽と考えることもできますよね。

スマートフォンは売っていない

LINEMOに加入するために一番最初にする事は、STEP1として「スマートフォンを用意する」です。これは今までにない衝撃的なステップですが、SIMフリー機を購入するか今使っているスマートフォンを利用するかになります。

しかし、実はそんなに心配はいりません。LINEMOはソフトバンクと同じになり、日本で販売されているスマホの多くは対応しています。

データ繰越はなし

LINEMOでは、データの繰越やシェアはありません。以前はソフトバンクグループ全てでデータの繰越出来ませんでしたが、ワイモバイルが可能になりました。

ただ、格安SIMではデータ繰越は鉄板ですが、実際利用した事がある人なら分かりますが、繰越しデータにも期限があり、繰り越された月の月末までに使わないと期限切れです。また例え繰り越し分が使え切れても、当月分が代わりに残り翌月に繰り越されと続き、もし使い切れず結局余ると消滅します。

実際使っていると、ほぼ毎月余って消滅するの繰り返しです。

留守電・転送電話はなし

LINEMOで利用できない電話関連サービス

  • 留守番電話
  • 転送電話
  • 割り込み電話
  • グループ電話
  • ナンバーブロック
  • 迷惑電話ブロック
  • 着信規制/発信規制

留守番電話および転送電話等は、LINEMOでは提供していません。他にも割込通話などにも対応していません。

非常に頻繁に電話をかける・かかってくる人にはLINEMOは向かない可能性がありますね。ただ逆に個人の電話で今までこれらサービスをどれほど使ってきたか考えてみましょう。特に大事なのがないなら問題ありませんよね。

その他割引なし

LINEMOは非常にシンプルな料金プランを設定しています。他社などで見るカッコ書きの通常料金はありません。

割引をしないし、元から安い!が、オンライン専用プランの良いところです。

そのため”割引好き”の人には高いのかな???ただ、高い定価で大きな割引は安く見えがちですが、元から安いが一番良いに決まっています!

LINEMO

海外で使えるけど高い

LINEMOは、ソフトバンクが提供する海外ローミングサービスとほぼ同じ物を提供しています。そのため、世界中で電話もデータ通信も利用は可能ですが、高額な点には注意です。

データ通信に関しては、「海外パケットし放題」を提供していて次の金額で利用できますが、日額です!!

オプションなし海外パケットし放題
25MBまで0円~51,199円0円~1,980円/日
25MB以上51,200円~2,980円/日

安く海外利用は、ahamoか楽天モバイルを検討が必要ですね、参考に。

Yahoo!プレミアム特典はなし

ワイモバイル・ソフトバンクで提供されているYahoo!プレミアム特典は、LINEMOではついていません。プランのサイズは関係ありません、スマホプランでも付いていません。

Yahoo!プレミアム特典を一番安くはいりたいなら、ワイモバイルを検討しましょう。

通話は30秒22円のみ

通話かけ放題は1年間の割引を行なっていますが、それ以外の通常の通話については30秒22円となっています。

LINEMOの前身であるLINEモバイルで提供されていた電話専用アプリ「いつでも電話」などのサービスはありません。

キャリアメールアドレスはもらえない

多くのところで、オンライン専用プランのリリースに伴い、キャリアメール(@softbank.ne.jpなど)のメールアドレスは貰えない事は告知されていますが、LINEMOもメールアドレスはありません。

メールアドレスは長く使えば使うほど、乗り換えるのが難しくなりますが、同じソフトバンクグループであるYahoo!メール、GoogleのGmaiL・AppleのicloudメールやMicrosoftのOutlookメールなどの無料のを使いましょう。

*なお現在は、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク3社共に、キャリア回線解約後にもキャリアメールを使えるサービスを有料で行っています。

ソフトバンクまとめて支払いは再設定が必要

●「ソフトバンクまとめて支払い」や「ワイモバイルまとめて支払い」は、LINEMOに乗り換え(番号移行)した場合どうなりますか?

→ 乗り換え(番号移行)前にお支払い方法として設定されていたものは解除されます。乗り換え(番号移行)後の回線で、新たにご登録をお願いします。

ソフトバンクまとめて支払いは再設定が必要と不便な条件がありますが、LINEMOでも利用可能です。

まとめ

LINEMOは、3GB990円/月が魅力的です。この金額は格安SIM他社よりもかなり安めでもあり、当然ドコモ・au・ソフトバンクでは提供されていない安さですよね。

LINEMOは、ソフトバンクのそのままの通信を利用し、特典や割引あるいは一部サービスを減らして安くしたプランです。しかし実はそれでもLINEギガフリーも考えると格安SIMよりサービスが良いと言えそうです。

さらなる詳細・申し込みは公式サイトへ

LINEMO

ミニプランについて特集した、LINEMOのミニプランは格安SIM潰しと思うもご参考に