本日、ソフトバンクが、ソフトバンク自身そしてサブブランドのY!mobile、更に系列のLINEモバイルについて、来年以降大きく変わる事を発表しました。ドコモが先日発表し衝撃が走ったahamoや、相変わらず意味の分からない割引ばかりのauへの対抗と言えますが、データ量20GBの話が中心で・・・、正直イマイチ。
写真:Softbank
“ワイモバイル”、5Gサービスを提供開始と新プランへ!
ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は、“ワイモバイル”で、5Gサービスの提供を、2021年2月に開始します。
ソフトバンク
5Gサービスの提供開始に合わせて、月額料金がずっと変わらないシンプルなスマートフォン(スマホ)向けの新料金サービスとして、「シンプルS」(高速データ通信容量3GB)、「シンプルM」(高速データ通信容量10GB)、「シンプルL」(高速データ通信容量20GB)の提供を開始し、料金サービスのラインアップを刷新します。「シンプルS/M/L」は、いずれも4G/5G共通の料金サービスで、それぞれ月額1,980円、2,980円、3,780円で利用できます。「おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス(2回線目以降)」を適用すると、それぞれ月額1,480円、2,480円、3,280円となります
Y!mobileも5G対応で、お値段据え置きと20GBはお得に
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
高速データ通信容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
5G対応 | ○ | ○ | ○ |
高速データ通信容量 超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
基本使用料 | 1,980円 | 2,980円 | 3,780円 |
おうち割 光セット(A) または家族割引サービス (2回線目以降) | -500円 | -500円 | -500円 |
月額利用料金(合計) | 1,480円 | 2,480円 | 3,280円 |
料金について、まとめると上記の通りとなります。
まず注意したいのは、3GBと10GBのプランは、現在より基本料金は700円ほど安くなることになりますが、これは10分かけ放題が基本料金内から外れオプション化されるからです。そのため、実質5Gになるけど、基本料金は据置となったと考えるべきです。
一方、シンプルLは、現在のRプラン14GBより大幅に増え20GBとなり、価格は900円安くなる形ですので、かなり安くなったとも言えます。こちらはオプションの10分かけ放題を付け直しても、200円現在より基本料金としても安いですし、なんと言っても大幅にデータ量が増えたのがありがたいですよね。
また、Y!mobileの良いところである、家族割や学割も健在なままです。
Softbank on LINEが出るが、格安SIMが無くなるので、安いプランはもう無い
こちらのLINEモバイルの関係の話になりますが、人によっては、かなり残念としか言いようがありません。あるいは、喜ぶ人も少しは居るのか!?
新プラン、SOFTBANK on LINE発表
LINEモバイルを吸収合併し、SOFTBANKのブランドの1つとしてSOFTBANK on LINEが発表されました。docomoの新プランahamoの対抗だと思いますが、LINE使い放題で20GBが、2,980円からとなっています。
- 基本使用料:2,980円
- データ容量:20GB+「LINEがギガノーカウント」
- データ容量超過時の通信速度:最大1Mbps
- 5G対応:○
- 通話料:5分以内の国内通話が何度でも無料。以降20秒30円
- 追加データ:500円/1GB
- eSIM:○
驚くのは、Y!mobileの20GBよりさらに安くなっているのが特徴です。お互いに食い合わないのかな?と思いますが、楽天モバイルやドコモahamoへの対抗と言えますね。ただし、海外で使えるデータ量などは無いようです。
海外行かない・年に1〜2回なら、国内でお得なのがいいですよね。
LINEモバイルは、新規は受付を終了予定
現在既に入っている人なら、LINEモバイルは利用は可能ですが、新規は終了を予定しています。そのため、今までの様に小さな500MBなどのプランは、今後は無い事になります。これは、正直悲報ですね。LINEを一番安く使える格安SIMだったので・・・。
ある意味、一部の人が恐れていた、キャリアの市場占有に拍車がかかってきたのでしょうか?SOFTBANKは、早々に格安SIM切り捨てにかかったとも言えるのかもしれません・・・