格安SIMは田舎・山間部やキャンプ地で使えるの?何処が良いの?

格安SIM

格安SIMは、田舎や地方にある山間部やキャンプ場で使えるのか調べてみました。格安SIMは、電波の入りも悪いと思われがちですが、何度も見かける話ですが、「格安SIMの電波の入りはキャリアと同じ」です。格安SIMがキャリアよりスピードが遅いことがありますが、電波の入りが悪いから遅い訳ではなく、使いたい人の需要が多すぎるとキャパから溢れ遅くなるのです。そのため都会ほどピークが来る可能性が高い場合もあります(ただ、都会はその分キャパが大きい)。

ですので、基本的に、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で繋がる地域は大丈夫と理解すれば良いのですが、少し詳しく見ていきましょう。

基地局(アンテナ)があるか電波が届くかが、山間部で使えるかのキモ

アンテナがない・電波が届いていないところは圏外です。キャリアは人口カバー率を意識しているので、人が住んでいない地域に都会並みにアンテナを設置することもありませんし、実際アンテナがカバーしているのは、山や湖含め日本全土ではありません。少し山間に入ると圏外のところもありますし、一方で登山客などの人が来る山であればそれなりに通信環境を整えている所も多いです。

湖は、日本最大の琵琶湖でも
全部圏内らしいよ。

また、基地局(アンテナ)は、高いところに建てた方が広く電波が届くので、登山向けとしては無名であっても、山中でバリバリ電波が入る山もあれば、標高が低くてもアンテナがなく圏外の山々もあります。そのため仕事で山に入る人にとっては運的な要素は高いですが、一般人であればキャリア・格安SIM関係なしに使える地域は多いはずです。

電波は低周波帯域がよく届くと言われているが・・・

電波の特性として、低周波ほど遠くまで届きます。大昔のアナログ回線の携帯電話はよく電波が入ったと、年配のモバイルフリークに聞くと教えてくれますが、現在はアナログはありませんが、各社様々な周波数の電波でエリアをカバーしています。ドコモやauであれば700MHz(Band 28)や800MHz(Band18,19,26等)を、ソフトバンクも900MHz(Band8)を使っていますし、逆に3社共に2.1GHz(Band 1)と高周波数帯域も使っています。

正直な話、電波の周波数がもしBand 1しか使っていない会社があって、基地局の数がBand 28を使っている会社と同じであれば周波数でエリアの影響はあると思いますが、今キャリア3社での差は基地局の数や位置によっての違い程度で、地域差程度しかないと思われます。

谷間は圏外になりやすい

山間での電波の入り具合の変化は、アンテナ基地局の有無や距離が要因の可能性が高いですが、一方で谷間はエリア内であっても圏外になる恐れはあります。東京でもビルの谷間と言われるところの建物の屋内では圏外ということも多々あるように、自然の谷や傾斜地では、電波が弱いところがあります。

例えば、アンテナ基地局からみて反対面の斜面であったりすると、斜面を登って山の上の方が電波が入りやすく、麓に近づくと(町に近づいているのに)入りにくくなる可能性もあります。

かなり昔でしたが、近所にソフトバンクしか入らない谷間を通る国道がありました。今は全キャリア対応になっています。

電波と言えば4Gより3Gの方が・・・

データ通信の3Gが満足いくスピードと今のご時世感じることができるかは別として、電話が入る方が安心と思えるなら、3G回線についても気にした方が良いですよね。ドコモ・au・ソフトバンク共に、下記の通り近い将来3Gの電波を停止することを発表しています。

  • au:2022年3月末
  • ソフトバンク:2024年1月下旬
  • ドコモ:2026年3月末

3Gはガラケー用と思われますがスマホにも関係します。都会ではまず意識しないですが、3G電波の方が広いエリアに対応していると言われているので、登山や野外へいく人は、上記の日程を意識する必要はありますね。

キャンプ地は混雑するので遅い時も

富士山は電波がよく入ると聞いたことがありますが、やはり利用客が多いところですので、基地局は強化されている可能性があります。一方で田舎のキャンプ場だと、春秋の土日しか人が増えないとなると、通年では過疎化地帯ともあり、通信基地局自体が大きくなく、混雑したときには遅くなる可能性は高いです。

また、キャンプ地や野営地は、川岸・湖畔など山間だとしても谷間の部分にあることも多いので、電波の入りは微妙になる所も出ててきます。

キャンプ場は色々することもあるので、人の割にはスマホを利用している人は限られるかもしれませんが、夕食後にアプリを使って動画を見たりする人が増えると、厳しい可能性はあります・・・。

とは言っても、自前で山を購入し常時そこでキャンプをする人以外は、キャンプ地を選んで使うことも可能ですし、せっかく自然の中なので、電波・電子機器フリーの1日も良いのかなと思いますがね。

結局のところ何処が良いのか:格安SIMでも問題なし?!

格安SIMだからは前述の通りあまり関係ありません。格安SIMはキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)いずれかの回線を使ってサービスを提供しているので、”どの回線が”と考えるのが自然です。

やはり3Gの終了が一番遅いドコモが良いのかなと思う一方で、ドコモしか入らないエリア・逆にドコモ以外が入るエリアは混在しているので、はっきりと言い難いのも現実です。

絶対に電波を入れたいと思う人は、ドコモとauの2つ持ちが良いのかもしれません。キャリア+格安SIMでも、格安SIMで2回線・キャリア2つでも、2種類以上の電波が入る方が圏外リスク低減になるとは考えられます。

2台持ち・2回線持ちの格安SIMとの組み合わせ例

回線が2つあれば、何処か1つのキャリアにするかよりも、かなり圏外リスクを低減できます。キャンプや登山は様々なところに行くはずですが、キャリアで登山向けNo.1とかキャンプ場カバー率1位とか言っている会社はありません。そのため、2台・2回線目(あるいは両方)を格安SIMで運用し安くするのが、一番かと思います。

iPhone1台で2回線にしたい場合(格安SIM必須)

最近のiPhone(iPhone XS/XR以降)は、eSIMとnanoSIMのデュアルSIM仕様になっています。今nanoSIMで運用しているなら、eSIMのサービスを提供している会社で2回線目を追加可能です。楽天モバイルとIIJmioの2社がサービスを提供中で、いずれかと組み合わせます。幸い、楽天モバイルは自社エリア外はauの回線を借りてサービスをしており、IIJmioのeSIMプランはNTTドコモ回線ですので、選びやすいです。

nanoSIMeSIM
au/ソフトバンク回線IIJmio
ドコモ/ソフトバンク回線楽天モバイル
楽天モバイルIIJmio

上記の組み合わせが可能です。nanoSIM側は正直何処でも良いです。”回線”としているのは、au直接でもau回線の格安SIMでも良いとの考えで、eSIM側を提供しているIIJmioか楽天モバイルいずれかを選ぶことが大事になります。楽天モバイルはワンプランしかありませんが、eSIMでも物理SIMでも提供してもらえます。

費用・詳細は各社公式サイトへ:

2台目・デュアルSIM機(物理SIM2枚)の場合

2台目や物理SIMが2枚挿せるスマホを持っているなら、ほぼ全ての組み合わせが可能です。キャリア+格安SIMでも、両方をキャリアに、あるいは両者共に格安SIMでも可能です。値段の事を考えると格安SIMが良いですが・・・。

格安SIM会社の使用回線

何処でも良いので、オススメの格安SIMからそれぞれが提供している回線を紹介します。社名は各社公式サイトへのリンクです。ご確認を。

ドコモ回線au回線ソフトバンク回線
IIJmio
BIGLOBEモバイル
OCN モバイル ONE
nuro mobile
HISモバイル
Y!mobile
楽天モバイル*
*楽天モバイルは自社エリア外について

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