2018年以降、iPadのセルラーモデルは、eSIM対応になっています。docomoなどでも購入契約は可能ですが、最低でも1,000円(データプラス)かかり、この1,000円もシェアするためだけの費用ですので、データ通信量はギガホライトで別途使用分かギガホを消費する必要があります。
単独で何か無いかと考えると、nanoSIMもiPadは対応しているので、格安SIMを使うのが良さそうです。
タブレットは結構データ使います。タブレットだから効率が悪いとかでは無くて、画面が大きいこともあり動画見たりとか、word/excelなども使ったりできますし、テザリング親機としての使い道が多いからです。
そうだ、使った分だけ払うのがいいや!
従量制プランとeSIM データプラン ゼロが、使った分だけ使うので2台目に最適
IIJmioでは、従量制プランとeSIMデータプラン ぜろと2つの従量制があります。両方とも使った分だけ払うので、2台目スマホやタブレットなどの毎月の使う量が変化しやすい場合にかなり重宝できる、SIMカードですね。また、あまり使わない人にもオススメです。
従量制プランとeSIMデータプラン ゼロの違い
2種類の従量制タイプもプランがあるので、違いから見ていきましょう。
従量制プラン | eSIM データプラン ゼロ | |
月々基本料金 | 480円 | 150円 |
SIMカード | 物理SIM | eSIM |
回線 | au | docomo |
通話オプション | あり | なし |
初期データ量 | 1GB | 0 |
最大データ量 | 20GB | 10GB |
SIM枚数 | 最大3枚 | 1枚 |
主な違いを表にまとめました。まず第1に、従量制プランは通話オプションがつけることができます。また通話オプションをつけてない場合でもSMS付きとなっていますが、eSIMは純粋なデータ通信用のSIMです。
また、従量制プランは最初から1GBが毎月の基本料にも含まれているので、データ通信を必要としない人(電話が主の人やWi-Fi環境が充実している人)にも主回線(メイン)としても最適なプランです。
面白いのが、提供している回線が違います。従量制プランはauのみ、eSIMはドコモのみとなっています。そのため、iPhoneなどeSIMとnanoSIMのデュアルSIM機であれば、両方のプランを入れることも可能です(あまり意味ないですかね)。
最大データ量や発行可能SIM枚数も異なる点に注意が必要です。
従量制プラン・eSIMデータプラン ゼロそれぞれの価格について
従量制プランはスタートが1GB/月からとなっていて、eSIMは基本料金が安くデータは含まれていません。ただ、従量制プランは2GB以降は、1GB毎に200円、eSIMは450円となっています。例えば、3GBなら従量制プランは900円に対して、eSIMは1,350円となります。価格が異なることが注意です。
iPadとiPhone向けでオススメは?
違いを見比べましたが、回線の違いやデータ最大サイズの違いもありますが、やはり一番気になるのが料金の差だと思いますね。結構大きな料金差があるので、使い方によって好みが別れると考えた方が良いかと思いますね。
主回線か2台目以降には従量制がお得
従量制プランは、1GBまで450円、2GBまでが700円、それ以降は200円/GBと、かなりリーズナブルな料金形態です。最大の20GBまで使ったとしても、4,300円となっています。通話オプション(+700円)も追加可能なので、iPadなどのタブレット用やスマホの2台目の場合は、まさに従量制プランがオススメと感じます。
IIJmioは、3GB/6GB/12GBプランを用意していて、固定プランの方が同じGB数なら少し安くなっています。ただ微々たる物とも思える料金差であり、また1GBや2GBと使う量が少ない人や中途半端な量(例えば、4GBとか8GBなど)を使う人には確実に安くなりますし、主回線でも十分に使える・お得と感じられます。
通常プラン ミニマム・ライト ・ファミリー | 従量制プラン | |
3GB | 900円 | 900円 |
6GB | 1,520円 | 1,500円 |
12GB | 2,560円 | 2,700円 |
ただ、固定プランは余ったデータ量は翌月に繰り越しがありますが従量制にはありません。とは言っても従量制は1GB単位の支払いなので、1GB以下だけ余分になるだけですけどね・・・。
毎月毎月繰り越しで使い切れない場合は、結局は余った分を翌月末には捨てていることなので、従量制プランにした方が、お得と言えますよね。
iPhoneの副回線用にはeSIM(主回線nanoSIMを利用済み)
eSIMは料金が少し従量制より高いですが、副回線用としてが主目的と考えた方が良いかと思います。iPhoneに主回線用ですでにSIMカードを挿してる場合に、eSIM側へIIJmioのを使うことで、デュアル回線が可能です。料金的な部分は、IIJmioの従量制プランが非常に安いだけで、他社やIIJmio自身の追加データ料金と比較すると非常にリーズナブルとも言えますので、キャリア+eSIMあるいは、固定プランの格安SIM+eSIMと、主回線がもし多く使いすぎた場合に役立ちますね。
とは、言ってもiPadにはnanoSIMとeSIM両方あります。プリペイドSIMを海外で使いたいとかと物理SIMスロットを空けておきたい時には重宝できますね。
IIJmioには、eSIM ライトスタートプランもある
今回eSIMデータプラン ゼロが従量制なので主に書いてきましたが、IIJmioからはeSIMを使ったもう1つプランがあり、6GB/月のeSIMライトスタートプランが出ています。
こちらは、従量制ではないのですが、1,520円と物理SIMで6GBのプランに入るのと同額となっていて、余ったデータ量は翌月に繰り越しと、eSIMは使っているけど普通のお安いプランです。
eSIMを使いたいけどと考えている人で、3GB~6GBの間で使うことが多い人には、データプラン ゼロより、こちらの方がお得になっています。