海外への留学・転勤の際の携帯電話の対応。キャリアで休止・楽天モバイル・格安SIMどれ?

海外 格安SIM

海外への留学・赴任時に携帯電話をどうするか悩みどころです。1~2年程度であれば、日本の番号も解約したくない、帰国後に同じ電話番号を使いたい、しかし休止すると一時帰国の時が使えないと悩ましいです。

私も以前、海外に数年行っていた際は、番号キープ目的と年数回は一時帰国することを考えて、キャリアから格安SIMへ乗り換え、毎月(海外にいる間)ほぼ使わず、月額料金だけ支払って、電話番号をキープしていました・・・

しかし、今は、楽天モバイルのUN-LIMIT VI(アンリミット6)の登場で大きく変わりました!!

楽天モバイルは無料プランがあり海外でも利用でき、海外長期渡航は楽天モバイルが最強です。

今回は、楽天モバイルについてと、他の選択肢も含め海外への長期渡航時に選びたい電話番号キープの仕方を見ていきます。

楽天モバイルは、長期海外留学・出張・赴任への救世主!

楽天モバイルのプランUN-LIMIT VIは、海外でも電話受話・発信が国内扱いで利用可能、毎月2GBのデータ通信が基本料金で利用可能です。そのため、海外で日本のケータイ番号を、(キープするために)何も使わずただお金を払うだけをやめて、有効に使う方法として利用出来るのです!!!

更に、プランUN-LIMIT VIからは、データ通信利用が1GBまでなら、月額料金が無料です。

もちろん利点も多いですが、海外の現地SIMと違う制約はあるので注意です。海外利用での、主な特徴と注意点は以下の通りです。

  • 世界66カ国に対応
  • 日本の電話へかけ放題
  • 66カ国でSMSが使い放題*
  • 電話受話も無料*
  • 追加データ1GB500円
  • データ通信1GBまでなら無料
  • Wi-Fiでも電話可能*
  • 国際電話かけ放題オプションあり
  • 2GB超過後は128Kbpsへ
  • 現地電話へは国際電話
  • 180日利用がないと停止
  • iPhoneは海外着信有料

*Android利用時

さらに詳しくは、ahamoと楽天モバイル海外利用について徹底比較をご覧ください。

現地SIMのサブ回線的な役割

楽天モバイルの素晴らしいところは、Androrid端末利用であれば、電話受話無料とSMS使い放題です!!これは日本企業史上初ですよね!?

しかし、当然ながら現地では自分の電話番号は国際電話扱いになり、現地の友人・知人が、こちらへ連絡をする際には、国際電話にかけている事になります(SMSも同様)。さらに、こちらからも、同様に国際電話発信として費用がかかります。

現在なら、WhatsApp(LINEの様なアプリ)が普及し、日本と同じく海外でも電話を使う機会も減っています。とは言っても日本同様に電話は無いと不便ですから、現地SIMを契約し、楽天モバイルは日本への連絡用+サブ回線とし、現地SIMも落ち着いたら契約するのが最適です。

旅行に行くと、楽天モバイルが力を発揮!

海外に長期に駐在・留学していると更に別の国へ行く事もよくあります。例えば、イギリスに居たら、フランス・イタリア・スイスなど大陸側ヨーロッパ地域や、東南アジアのタイからならベトナム・シンガポールなど・・・。

そんな時、現地シムが使えない場合があります・・・。

EU圏内は現地SIMを使っていれば、法律でローミング代無料で使えますが、それ以外の地域は現地SIMもデータローミング費用が発生します。

そうです、楽天モバイルです!!

楽天モバイルは、主なヨーロッパ地域やアジア圏・アメリカ等で使えるので、イギリスからスイスや、アメリカからカナダと、国が変わった時にもシームレスに利用ができるのです!!現地SIMを買ったとしても楽天モバイルが頼りになるのですね!

66か国以外でも番号キープに・使わないなら無料

楽天モバイルの海外ローミングは66か国のみ対応です。ただ、UN-LIMIT VIであれば、1GBまで無料なので、データ通信が使えずとも電話番号キープとして有用です。楽天モバイル海外ローミング対応66カ国を地図付きで解説を参考に

さらに、Rakuten Link(楽天モバイル電話アプリ)は、Wi-Fiで接続していても電話発信・受話が可能なので、海外で電話番号キープと合わせて、日本への連絡用に使う事もできます。

もちろん、使わなければ楽天モバイルは月々0円ですから番号キープには最適です。なお、楽天モバイルでは180日全く利用が無いと(事前連絡後に)停止・解約のルールがあるのですが、少しのデータ通信やRakuten Linkで通話は無料利用が可能です。(詳しくは、楽天モバイルを月々無料で使う方法

申し込みは公式サイトへ↓

0円運用から無制限まで!

楽天モバイル以外にも、ドコモのahamoも海外でデータ通信が、追加料金なし申込不要で使えます。しかし、ドコモのahamoは15日以上で通信速度制限発生し、さらに使わなくとも2,970円/月であり、長期向きで無いためオススメしていません。

楽天モバイルの海外利用はAndroid(アンドロイド)端末で!

楽天モバイルが、2021年4月27日よりiPhoneへ完全対応しました。今までiPhoneでは海外で使えませんでしたが、楽天モバイル公式にも利用できる事が発表されました。

更に、iPhone XS/XR以降であれば、eSIMとnanoSIMのデュアルSIM対応になっていて2回線を1台で使えます。その為、楽天モバイルをeSIMに入れ利用し、nanoSIMを空けておけば、現地のSIMを購入した際に、すぐに使い始める事ができます。

しかし・・・

楽天モバイルは、iPhoneとアンドロイドでは費用が違う

楽天モバイルのRakuten Link(電話アプリ)を利用すると、日本への電話発信・全ての着信・世界66カ国SMS使い放題が可能です。しかし、iOS(iPhone)版 Rakuten Linkと、アンドロイド版では、仕様が異なります。

次の表が、最も重要な違いです。

iOS(iPhone)版Android版
電話発信:Rakuten Link
着信:標準iOS電話アプリ
発信:Rakuten Link
着信:Rakuten Link
SMS標準iOSアプリRakuten Link

上記の通り、iOS版Rakuten Linkは機能が制限され、iPhone標準のアプリを使うため費用が発生します。

その為、起こるのが:

  • iPhoneでは海外での着信が有料になる。
  • iPhoneでは、Wi-Fiでの着信不可、電話ローミングエリア内のみ着信可能に
  • SMSは標準アプリを利用するので、iPhoneではSMS発信全てが有料になる

電話の発信は、無制限かけ放題(国内)は変わりません。その為日本からの電話は、Rakuten Linkを使い、かけ直せば無料ですが、海外から同士が発着信共に有料です。これは、Androidスマホを利用なら影響なく、電話着信無料・SMSし放題と強力な海外での武器は残ります。

そのため、楽天モバイル+Androidスマホを用意して海外に行くことを強く勧めます

ただ、海外で実際あまり日本の電話を使わなくなり、電話を受話しない(日本へは掛け直す)・SMSは現地SIMでと使い分けるなら、iPhoneでも余分な費用は発生しませんよね。

楽天モバイルiPhone版Rakuten Linkの仕様変更についてを参考に。

朗報:実質1円スマホの登場で費用も安い

楽天モバイルへ新規で申し込みと製品購入をすると、人気機種がキャンペーンで購入可能です。

  • AQUOS sense4 liteとOPPO A73が実質1円に!
  • OPPO Reno3 Aが実質1,980円
  • MNP転入でSIM契約だけで20,000ポイント

一つ目は、楽天モバイルで大人気のスマホ2端末が、製品価格の値下げとポイント増量もあり、実質価格1円で販売となりました。この二つのモデルはeSIM/nanoSIMのデュアルSIMでもあるので、eSIMに楽天モバイルを、nanoSIMを現地SIMをインストールして使う事も可能です!!

また、とりあえずiPhoneを持っている人など、楽天モバイルで使えるスマホを持っている人なら、MNP転入乗り換えで20,000ポイントゲットするのも良いですよね。海外へ行くとなると物入りですから、20,000ポイントで日本製品しっかり買いましょう!

0円運用から無制限まで!

海外に既に住んでいる人にも楽天モバイル!?

海外に既に住んでいる人でも、楽天モバイルは申込が可能とネットで言われています。これはeSIMeKYCがあるからで、他に日本のクレジットカード/銀行口座・運転免許証があれば可能な様です。

eSIMとは、電子的なSIMカードであり、SIMデータをスマホにダウンロードし使います(郵送不要)。そしてeKYCは、本人確認をウェブ上で全て行う仕組みです。

スマホで免許証など身分証を撮影し送ると本人確認可能ですが、その後郵送で書類を送り、実は最終的な確認をしています。このeKYCは身分証と一緒に自身の顔の撮影も行い、確認を完了する仕組みで、eSIMと併せると、(本体購入などない場合)郵便物が一切無くせます。

そのため海外でも可能と言われています。楽天モバイルは申込は完全に無料なこともあるので、試してみるのも良いですよね。

詳しくは、公式サイトの楽天モバイル eKYCについてで。

*海外からの申込は自己責任で。公式には認めていません。

格安SIMを使って番号キープ

私が以前使っていた方法で、非常に安い格安SIMに乗り換えて、使わず月々支払いを行い置いておく方法です。楽天モバイルのサービスがない時代は、この方法か(後述する)休止措置をとるの2択でした。

この方法の良い点は、アクティブな電話番号があり、Line等電話番号紐付けで行うサービスに登録・一時帰国時に利用と、休止より便利な場合もあります。ただ、国際電話は受発信共に高額なため現地ではほぼ使えません。その為、先に書いた通り、海外滞在時は、電話認証が必要な日本のサービスを申し込む時や、他は一時帰国時に利用だけです。

そのため、通話付で一番データ量の少ない安いプランに変更するのが得策です。(データ通信専用・SMS付きでは電話番号はキープできません)

もし、現在3GBプランを使っているなら、1GBや500MBのプランを提供している会社を探し、乗り換えることで費用は下がります。あるいは、従量制の料金体系をとっている所がオススメです。データ通信を使った分だけ支払うなら、海外にいる間は使わないので(キャリアで休止より)安い料金になるはずです。

最近は、1,000円以下でも電話番号付きのSIMカードが発行可能な会社が多くあります。別記事にしているので参考にどうぞ。

家族が日本に居るなら、格安SIMも選択肢

もし、家族のメンバー全員で海外に行かない場合は、格安SIMは普通に今でも(楽天モバイル以外の)1つの選択肢になります。なぜなら、格安SIMはデータをシェア(分け合う)仕組みを持っているプランが沢山あるからです。

例えば、IIJmioのギガプランは、契約者のギガを1つのデータ利用可能量として、分け合って使う仕組みがあります。そのため(メンバーの)一人が海外に行っていて使えなくとも、(日本に居る)他の人たちが代わりに利用することも可能です。

そして日本に戻った時はデータも電話も使えるので、無駄な支払いは無くなりますよね。

このIIJmioのギガプランの良いところは、通話つきが2GB858円/月でとかなり安く、データ専用SIMなどと比べても金額差が小さい事もあり、(海外に居る間)誰かがデータを使ってくれるなら、無駄な出費もなく番号キープできますね。

ドコモ・ au・ソフトバンクで休止

結論から書くと、休止は最安の番号キープ方法です*楽天モバイルが無料で可能

基本的にはキャリア(docomo,au,softbank)で行っている、長期で日本を離れる人向けのサービスです。なお、格安SIMの休止は盗難・紛失時の緊急用です。

キャリア名
(リンク)
保管期間手数料月額料金手続き
docomo最長3年1,100円電話番号:440円
メール:110円
ネット(開始のみ)
電話
ショップ
au最長5年2,200円409円ショップ
softbank最長5年429円ショップ

あまりにも長い期間休止にすると、周りの人も使っていない電話番号と思い、意味は無くなりますが、softbankとauは最長5年保管してくれ、費用は年間約5,000円ほどになります。

費用については、ほぼ横一線ですが、docomoだけメールアドレス保管に別途費用が発生します(auとsoftbankは込みの値段)。メールに関しては海外に行くと使う機会も多いので、この際、Gmailなどへ移行がオススメです。

現地でSIMを買うと日本のスマホは使うことがなくなるので、安く電話番号とキャリアメールをキープをしたいなら、まだまだ有効な手段ですかね?(楽天モバイルなら無料だから・・・)

格安SIM会社での休止について
基本的には、紛失等の緊急用の一時停止措置としての意味合いが強く、格安SIMでの休止は、毎月通常の利用料が発生するので、長期の番号キープ目的には向いていません。

まとめ

楽天モバイル様様ですが、番号キープの手段として3つ紹介しました。

  1. 海外で有効に活用する・0円キープ = 楽天モバイルを契約
  2. 家族が日本に居るなら = 格安SIMも選択肢?
  3. キャリアメールを残したいなら = キャリアで休止措置

正直、海外長期滞在時の携帯電話のあり方は、楽天モバイルUN-LIMIT VI(アンリミット6)をリリースし一変しました。無料でも電話番号キープが可能になった上、国内同様に使える事もあり、個人的には楽天モバイル一択でしかないと思います。

なお、ドコモのahamoについては、15日以上で通信制限があるとの事で、短期旅行・出張向きですが、長期には向きません。

電話が日本同様に使えるのも楽天モバイルだけ!

0円運用から無制限まで!