デュアルSIM対応スマホで最強の組み合わせ。1回線より安く!楽天モバイルとIIJmioを併用

格安SIM

iPhone等のデュアルSIM対応スマホも増え、全キャリアがeSIMへ対応、更に2021年は各社料金プランも大きく下げている中で、どの2回線組み合わせが最強になるのか色々検討しました。

楽天モバイルが電話かけ放題無料、格安SIMも大幅な値下げや新プランpovo/ahamo/LINEMOの登場もあります。

iPhone等eSIM対応のデュアルSIM機なら、楽天モバイルとIIJmioで3GB 440円/月も可能で、楽天にmineoを併用すれば無制限使い放題1,265円/月と、デュアルSIMの方が1回線契約より安く運用も可能なのです!

他にも、海外・国際サービスが強い組み合わせ、あるいは繋がり易さを重視したデュアルSIMなど、安くなったからこそ、いろいろの組み合わせが考えられますよね!

デュアルSIMって?iPhoneも?!

デュアルSIMは、2つの回線(SIM)を1台で対応できるスマホの事になります。2台持ちとは違い、1台のスマホで2回線併用し同時または一方で通信を繋げたり切り替えたりしつつ効率的に使う方法です。

DSDSという事もありますが、デュアルSIMデュアルスタンバイの略で、1台で2回線同時に待ち受けできるスマホになります。iPhoneも、iPhone XR/XS以降はeSIM/nanoSIM対応で、DSDSの1モデルですね。

そして、このデュアルSIMの利用は次のような場合に便利です。

  • 番号が2つ欲しい
  • データ通信をよく使い節約したい
  • 格安SIMをお試しで使いたい

上記の様な場合に、2回線を使うとメリットがあります。ただ、2台持ちの方がバッテリーが単純に倍になり、アプリやサービスを完全に2つ分けて使えるので、2つの番号が欲しい人にはデュアルSIMの利便性は高く無い可能性もあります。

最もお勧めする人は、データ通信をよく使い格安SIMを組み合わせる事で、節約したい人です

格安SIMのデータ通信専用は、(最短翌月末など)利用期間の制約も短く、格安SIM初体験の人でも、どの程度のスピードが出るのかや使い勝手を知るために、お試しとして申し込み試すのにもオススメです。

デュアルSIMスマホは主に2タイプ

デュアルsim対応スマホは、SIMの形状違いで、大きく分けて現在は2種類が主流です。

  • 物理SIM(nanoSIM等)が2枚挿せるスマホ
  • eSIMと物理SIM(nanoSIM等)対応のスマホ(iPhone等)

物理SIM2枚の組み合わせなら選択肢は選び放題

以前からある物理SIMが2枚挿せる製品です。代表的な物理SIM2枚挿しが可能なモデルとして:

  • AQUOS sense4 SIMフリー版
  • AQUOS sense4 Plus
  • OPPO Reno3 A
  • Redmi Note 10 Pro
  • Xiaomi Mi 11 Lite 5G
  • Zenfone8

物理SIMが2枚入るスマホであれば、通信回線の選択肢は選び放題です。大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から選択できますし、格安SIMを含め全ての通信会社がSIMカードを提供しています

例えば、キャリア2社ドコモ+auも可能ですし、新プランのahamoとpovoと格安SIMなども利用できます。

2台持ちなら、eSIMにも対応のiPadが良い
スマホで2台持ちも良いですが、一方がデータ通信専用にする場合、バッテリーが大きくテザリングの親機にもしやすいiPadがお勧めです。

iPadのセルラーモデルは、eSIMにも対応しているので、eSIM・nanoSIMいずれも対応しています。ただし、1回線のみ有効のシングルスタンバイです。

iPhone等eSIM対応製品はあるが、eSIM対応通信会社は限定

もう1つが、AppleのiPhone(XR/XS以降)やGoogle Pixel(4以降)に代表される、eSIMと物理SIMがそれぞれ1つづつ掲載されたスマホになります。最近は、OPPO A73など2万円代と安めの機種も出始めました。

  • iPhone XR, XS, XS Max, 11, 11 Pro, 11 Pro Max, SE(第2世代), 12 mini, 12, 12 Pro, 12 Pro Max, 13 mini, 13, 13 Pro, 13 Pro Max
  • Google Pixel 4, 4XL, 4a, 4a(5G), 5, 5a(5G)
  • OPPO A73, OPPO Reno5 A
  • AQUOS sense4 lite(楽天モバイル)

しかし、残念ながらすべての通信会社はnanoSIMを提供していますが、eSIMは提供していません

eSIMのデュアル(iPhoneやPixel)なら、通信会社をまず検討

通信会社はキャリアや格安SIMを含めるとかなりの数がありますが、現在のところeSIMをリリースしているのは、キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)とそのサブブランドやオンラインブランドである、UQモバイル・ワイモバイル・povo・ahamo・LINEMOとなります。そして格安SIMとしては、IIJmioがデータ通信専用のeSIMをリリースしています。

iPhone等スマホの片方がeSIMを使ってデュアルSIM運用をする場合、必ず片方がeSIM対応のキャリアから選ぶ必要があり、必要であれば現在の利用のキャリアでもeSIMへ交換しておくと便利な場合があります。

eSIMが増えたので、組み合わせも豊富になっては来てきますが、一番簡単な選び方は、今使っている会社+楽天モバイル(+0円〜ですかね。

デュアルSIMの組み合わせ方

スマホ端末の対応によってデュアルSIMの組み合わせ方も人ぞれぞれですが、通信回線について人それぞれあり悩ましいです。

SIM契約を、通話付きとデータ専用のそれぞれの組み合わせるを考えると、2通りあります(データ通信のSIM2枚挿しは意味が無いため割愛)

  • メイン+メイン
  • 通話メイン+データ

例えば、通話付きSIMを2枚もち、両方の番号を使う、「メイン+メイン」と考える場合。または一方は通話がメインで、もう一方はデータ通信用として使いたいと考える場合です。

個人的に通話を両方の番号で使い「メイン+メイン」にするなら、2台持ちの方が良いと思います。例えば、LINEなど一部アプリは複数アカウント対応をしておらず、またスマホ1台に1つだけしか同一アプリをインストールできないため、2アカウント以上を1台で使えないからです。

つまる所、デュアルSIMとは、「通話付きのメインのSIMカードと、データ通信(用として)のSIMカードの2枚コンビ」と言えます。

通信会社の組み合わせは?

データ通信のSIMと通話付きのSIMをそれぞれ1枚づつ持つのが良いのが分かりましたが、組み合わせ方はそれでもかなり沢山あります。

そして、最も重要なのが、今使っているキャリアにプラスしていもう1回線追加なのか、全く新しく組み合わせを探しているかでも、選び方は大きく違います。

もう1回線追加

いきなり全て乗り換えて、次で紹介する楽天モバイルに主回線に副回線を格安SIMに変更は、ハードルが高すぎます。キャリアをすでに使っていて、節約を目的の人には、まずは格安SIMや楽天モバイルをサブ/副回線にするのがおすすめです。

楽天モバイルは、eSIM・nanoSIMが選択可能で事務手数料等も無料です。更に使わなければ0円プランなので、導入するのに非常に簡単ですから、今ある回線に楽天モバイルを補助的にサブ・副回線が1つの選択肢です。

0円運用から無制限まで!

全く新しい組み合わせ

そして、もう一つが全く新しい組み合わせで、限りなく安くする方法になります。結論から言うと、楽天モバイルとIIJmioの組み合わせです。先のもう1回線追加との違いは、楽天モバイルを通話用メイン回線とし、データ通信はIIJmio側で使い楽天モバイルでは利用せず0円運用です。

詳細は次で紹介しますが、この組み合わせは、「1回線より安く」することが可能で、デュアルSIM究極の最強の組み合わせと言えます。

それでは、詳しくみていきましょう。

楽天モバイルとIIJmio併用が最強

現在(9/10〜)、「iPhoneで、IIJmioのeSIMを併用しデュアルSIM利用する際に、緊急機関(110/118/119)への発信ができない問題が発生中」で記載の通りの問題があり、IIJmioのeSIMプランをiPhone(13含む)のデュアルSIMで使うのはお勧めしていません
なお、Androidでは発生していません。

最安値の料金で通信を使いたい場合、おすすめが楽天モバイル+格安SIMです。楽天モバイルはUN-LIMIT VIで、データ1GBまで0円で電話かけ放題・SMSし放題になります。要は、楽天モバイルは、通話とSMSが実質無料です。

そして楽天モバイルをメイン(通話やSMS)に使い、より安いデータ通信を併用すれば、最も安い料金の最強のデュアルSIM組み合わせを作る事が出来るのです。

そこで最も良い組み合わせを考えるときに、eSIMプランをリリースし早くからデュアルSIMの副回線としてアピールしているIIJmioがおすすめとなります。特にeSIMプランは、他社のデータ通信プランと比べてもトップレベルの安さです。

料金プラン楽天モバイル
UN-LIMIT VI
IIJmio ギガプラン
eSIMデータ
IIJmio ギガプラン
物理SIMデータ
~1GB0円
2GB440円748円
3GB1,078円
4GB660円968円
8GB1,100円1,408円
15GB1,430円1,738円
20GB2,178円1,650円1,958円
無制限3,278円
全て税込みの月額料金

上記は、楽天モバイルの料金プランUN-LIMIT VIと、デュアルSIMで併用するIIJmioのギガプランの料金一覧になります。そして、それぞれを足した金額が、デュアルSIMの費用になります。

例えば、楽天モバイル側で1GBまで無料で使い、デュアルSIMで組み合わせれて、IIJmio eSIMデータプラントとなら、最安の組み合わせとなり、2GB(440円)+1GB(0円)で3GBで440円利用が可能となります。

理論上3GB使えますが、楽天モバイルは段階制プランであり、1GBで止まりません。そのため、実運用は、楽天モバイルのデータ通信は使わないで、IIJmio側だけ通信を利用となります。

1GBまでは楽天モバイル単体が安い

もし、データ通信をあまり使わない人には、デュアルSIMはお勧めしません。

楽天モバイルは、電話かけ放題・SMSし放題込みで1GBまでは無料なこともあり、1回線のみを使った場合が最安値になります。元々あまりデータ通信をしない人には、楽天モバイル1回線のみでシンプルに利用が良いですね。

電話中心で使うなら、楽天モバイル一択です。

1GB〜27GBは、楽天モバイル+IIJmioギガプランが最安

楽天モバイルとIIJmio併用を1番おすすめするのは、月々1GB以上で27Gギガ未満利用の人たちです。

楽天モバイルのUN-LIMIT VIは段階制料金ですが、3GBの次が20GBになります。等間隔な表にすると、上記の通り3GBから20GBは非常に幅広いのが分かります。

例えば3GBを少しだけオーバーしても、20GB利用の料金が発生し高くなります。また、パートナー回線は高速通信が最大5GBまでになり、楽天モバイルエリア外に主に居る人は、5GBが2,178円の気分です・・・。

そのことから、もう少し細かくデータ通信量を分けている格安SIMを併用して使う方が、断然安くなるのです。

例えば、iPhoneなどのeSIM・nanoSIM対応スマホなら、IIJmio eSIMデータ(2GB)と、楽天モバイル(nanoSIMへ)を利用すれば、電話かけ放題+データ(1GB+2GB)で、3GBで440円/月利用が可能です。

これが、楽天モバイル単独より半値以下になる、デュアルSIM、最強の組み合わせです!!

また、eSIMのないデュアルSIMを利用の場合でも、IIJmioギガプランなら748円からnanoSIMでデータプランをリリースしているのでかなりお安いです。

IIJmio ギガプランは追加データが激安!!27GBまで楽天モバイルより安い

更に、IIJmioの特徴のもう一つが、追加データの料金が非常に安い点です。1GBが220円(税込)となっているので、最大のデータプラン20GBに更にデータを追加しても、27GBまでなら、楽天モバイルよりお安くなります。

3,278円(楽天モバイル)> 3,190円 (IIJmio 27GB)=1,650円(20GB)+ 7GB × 220円

また、追加データは、5GBなど少しの利用の人でも、月々のデータ量を柔軟にしたいと思うなら、小さめのプランを選んでおいて、必要な時だけ追加する事で、トータルとお得にする事が可能です。

*他格安SIMや新プランの追加データは550円/GBが多い。

IIJmioギガプランなら格安SIMの特徴を有効活用出来る

実は楽天モバイルは非常にお安くシンプルなプラン設計で良いのですが、シンプル過ぎる点もあります。

例えば、データのくりこしや、他の人とシェアすることは、楽天モバイルでは出来ません。一方で、IIJmioなら、データのくりこしも可能ですし、シェア(分け合う)事も可能です。

例えば、家族でIIJmioに入り、電話をよくする人は楽天モバイルも使って、子供はIIJmioだけにするなど組み合わせしつつ、データもシェアするとかなり便利です。一人だけ10GB契約しておき、他の人は2GBにするなどとすると、更に柔軟にデータを利用できますね。

あるいは、ギガプランのSIMを、スマホに1枚とタブレットに1枚使っていても、両方のデータをお互いに使えるので、端末が増えれば更に良さを感じる事ができます。

楽天モバイルの電話かけ放題アプリRakuten Linkはデータ通信が必要で、楽天モバイルであればデータフリーです。もし別の通信手段を使うとデータ量を消費します。

Rakuten Linkで通話した際のデータ利用は未公開ですが、似たサービスでの通話時のデータ利用は以下の通りです。

  • 050Plus:1分間の通話で約250KB
  • LINEの通話:1分間の通話で0.3MB

例えばLINEの通話で1時間話すと18MB利用になります。

(特に月々少量データ利用なら)電話のたび切り替えを考えるなら、楽天モバイル1回線が手軽ですが、通話でのデータ利用料は気にする必要の無いレベルと言えます。

追記:楽天モバイルは、iPhoneでの着信はiOS標準アプリ利用なので、データ通信を消費しないと思われます。(発信のみRakuten Link)

使い放題は、楽天モバイル単独か低速無制限

無制限でのデータ通信をしたい場合、楽天モバイルエリアに住んでいる人なら、スピードの安定性もあり速度制限もゆるい(1日10GB超で3Mbps)楽天モバイルが一番ですね。

2回線契約して1回線をメインのスマホに、もう1回線をモバイルルーターへ入れるなど工夫すると、かなり安く運用もできますよね。例えば1台は1GB以下で0円、もう1回線は3,278円で無制限とできますよね。

低速1Mbps程度で良いなら、デュアルSIMで安く!

更にもう一つの手段が、超過後のスピードが速い通信会社を使う方法です。楽天モバイルもパートナーエリアで5GB超過後1Mbpsで利用が出来るのですが、これは段階制プランの料金の一部になっています。そのため節約目的には向きません。

そこで、注目したいのが、超過後1Mbps以上を出し、無制限に利用でき追加料金が発生しないところを探せば良いのです。その一つがmineo(マイネオ)のオプションサービスパケット放題Plusです。

パケット放題Plusはオプションサービスとしてmienoのどのプランにも付ける事ができ、最安で1,265円/月で、データ通信1.5Mbps使い放題が可能です。

さらなる詳細は、マイネオのパケット放題Plusのメリット・デメリット(マイネオ以外の1Mbps出る格安SIMと比較)を参考に。または、公式サイトへ

デュアルSIMのデメリット・注意点

デュアルSIMの選び方やおすすめの組み合わせを紹介してきましたが、最後にデメリット/注意点として、特に大事な2点について紹介です。

デュアルSIMではデータ利用の自由度は限定的

まず、デュアルSIMで2回線併用して両方全てのデータを完全に使うのは、実用面から考えると難しいです。そのため、例えばデュアルSIMで3GB利用可能と言っても、実際は片方のSIM側(2GB)のみしか使い切れません。理由として:

  • 回線の切り替えが面倒
  • 段階制プランはちょうど使えない
  • リアルタイムで利用量が分からない

段階制プランは一定量の通信を行ったからと言ってキャリア側が停止せず、1GBちょうど等と狙った値まで使う事が不可能です。また、多くの会社のアプリは、時差のあるデータ利用量しか見ることができません。そのため、切り替えて精一杯それぞれの回線でデータ通信を使おうとしても、失敗し(段階制の上の料金になり)余分な支払いになる場合もあります。

また、切り替えが面倒と書きましたが、アプリ毎にデータ回線を選んで使うことはできません。デュアルSIMは電話2回線を1台への意味合いが強い部分もあり、このアプリはこの回線で通信するや、同時にデータ通信をする様にはなっていません。二回線繋がっていても、最初の設定通り一方の回線を通信に使い、全てのアプリがその回線で通信するだけですので、そこまで自由度はありません。

例えば、2台持ちにすれば、自分自身で、このアプリはこちらのスマホでと選ぶ事によって、使いたい通信でアプリを選ぶのは、いつでも選択可能ですね。

デュアルSIMの場合は保証やサポートは限定される

ドコモ販売店で購入された機種以外のご利用および他社で購入された機種のご利用については、一切動作保証いたしません。
DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)機能については動作保証対象外かつ、DSDS機能利用時は、ドコモサービス・アプリの利用においても動作保証外です。

NTT docomo

一例として、ドコモが発表している文が上記になります。他のキャリアや通信会社であっても近い内容が記載されていることがほとんどです。

何故なら、デュアルSIMは1台のスマホに他社のSIMが一緒に入っている状態でもあり、問題の際に、どちらが悪さをしているか分からない状態になっていることもあり、どこの会社でも対応できません。そのため自身でネットサーチしたりし解決策を探す、自己責任も必要です。

ただ、調子が悪い際は、スマホ購入元のSIMだけ挿して(一方のSIMは抜いて)、事象の確認を行ったり、サポートを受けてみましょう。

まとめ:デュアルSIM最強組み合わせ

楽天モバイルがUN-LIMIT VIを発表した事で、新しい組み合わせができました。今までは単独1枚のSIM運用が、(格安SIMであれば)総額では安くなる事がほとんどしてたが、楽天モバイルの0円電話の関係で、格安SIMの通話オプションSIMより安いこともあり、2枚(デュアルSIM)で運用が安くなっています。

将来的に格安SIMが通話オプションを無料にしたり、通話オプションを入れても楽天モバイルより安くなる料金設定がない限りは、楽天モバイル+格安SIMが最安が続く可能性は高いです。

そのため、楽天モバイル+格安SIMが最強の組み合わせとして、最安値を作りやすいと言えます。

0円運用から無制限まで!