povo 2.0と楽天モバイル UN-LIMIT VI併用のデュアルSIM組み合わせ、最強かも!?

iphoneピクト表示設定24デュアルSIM

povo2.0と楽天モバイルUN-LIMIT VIどちらも、初期費用無料・月額0円からスタートできるので、サブ回線としてとても最適です。povo2.0と楽天モバイルUN-LIMIT VIを比較してどっちが良いかと検討もしましたが、どうせ0円ですから両方併用しての同時利用(デュアルSIM)で使うのもありです。

そこで、今回はどんな使い方がpovo2.0と楽天モバイルUN-LIMIT VI併用で最適なのか、シミレーションしたいと思います。

実は、楽天モバイルUN-LIMIT VIを無制限で使うなら、他のSIMって実際必要無いんですよね。。。使い方によっては、無料だから入っただけのSIM集めにすぎないのですがタダだし・・。

povo2.0と楽天モバイルUN-LIMIT VI併用デュアルSIMの使い方

まずは、povo2.0と楽天モバイルUN-LIMIT VIのプラン特徴をピックアップし比べます。

楽天モバイル
UN-LIMIT VI
au
povo2.0
プラン基本料金〜1GB:0円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
無制限:3,278円
0円
通信エリア楽天モバイルの4G/5G
パートナー回線の4G
auの4G/5G
データ追加オプション
(トッピング)
パートナーエリア用
国内:1GB(31日)/550円
海外:1GB(31日)/500円
1GB(7日):390円
3GB(30日):990円
20GB(30日):2,700円
60GB(90日):6,490円
150GB(180日):12,980円
使い放題(24時間):330円
超過後スピード1Mbps(料金にカウント)128Kbps(無料
電話アプリ利用*国内かけ放題:無料
アプリ外:30秒22円
30秒22円
かけ放題オプション
(トッピング)
電話10分かけ放題/SMS:1,100円5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
SMS受信:無料
発信:
アプリ利用*:66カ国し放題無料
アプリ外:従量課金
受信:無料
発信:従量課金
アプリ利用=Rakuten Link

やはり目立つ特徴は、楽天モバイルは電話とSMSが使い放題無料な点、povoは24時間使い放題のトッピングではないでしょうか。

そして、プラン概要を見てデュアルSIMがお得になる(補完し合う)組み合わせは、次の4通りあると考えれます。それぞれが使い方で変わるので、詳しく説明します。

  1. 電話を楽天モバイル+データをpovoのデュアルSIM
  2. 普段は楽天モバイル+時々povo(無制限)のデュアルSIM
  3. 安いかけ放題電話をpovo+データは楽天モバイルのデュアルSIM
  4. 電話番号2つ・SIMが2つ欲しい人ののデュアルSIM

なお、4つ目の選択肢は、単純に端末が2つ以上あるからや電話番号が複数欲しいと理由が明確であり、節約にもならないので省きます。

それではオススメ3通りを紹介です。

1. 電話を楽天モバイル+データをpovo併用のデュアルSIM

楽天モバイル
UN-LIMIT VI
povo2.0
電話・SMS×
データ通信×

楽天モバイルの一番のポイントは、(アプリ利用で)国内電話がかけ放題無料です。またAndroid端末ならSMSも世界66ヶ国向けに使い放題無料となっています。そのため、メインの電話を楽天モバイルで利用し、データ通信をpovoを利用する組み合わせた使い方です。

楽天モバイル
UN-LIMIT VI
povo2.0
月(30日)換算
1GB0円390円(1GB7日)
3GB1,078円990円(3GB30日)
20GB2,178円2,164円(60GB90日)
2,700円(20GB30日)
25GB2,164円(150GB180日)
無制限3,278円

この組み合わせには2つのメリットがあります。1つは、月に3GB〜25GB利用だと、上の表の計算の通り、楽天モバイル単独より、データ通信料はpovoを使うと(月換算すると)安くなり、さらに料金が固定(定額に)できる点です。

楽天モバイルは段階制プランを採用しているので、使った分だけ支払いです。予期せずに1GBや3GBを少し超えても、(例えば0.01GBオーバーでも)無慈悲に料金が上がります。しかしpovo2.0なら3GBのトッピングなら990円で、使い切って自分で再度購入しない限りは、それ以上の請求はありません。

定額制プランは他社で普通にあるのでpovoだからと珍しくは無いのですが、povoならデータ通信が不要な期間はトッピングをせずに無料にできます。要は、固定制で0円からはpovo2.0だけ、段階制で0円からは楽天モバイルだけなのです!!

ただし、この組み合わせは、データをすごく多く使う人には向きません。表の計算の通り1GB〜25GBの利用を考えている人向けです。1GB以下または25GB以上(無制限)は、楽天モバイル単体でデータ通信がお得です(下記の向かない人を参照に)。

2. 普段は楽天モバイル+時々povo併用のデュアルSIM

楽天モバイル
UN-LIMIT VI
povo2.0
電話・SMS×
データ通信

続いては、一番目同様の組み合わせですが、楽天モバイルで普段は電話もデータ通信もする場合です。この使い方の場合、povo2.0のトッピングは「データ使い放題(24時間)」の1種類のみを、補完的に時々利用します。

普段は、あまりデータ通信しないけど(例:月1GBや3GBまで)、週末や旅行時にデータ通信を沢山使いたいと思う人に最適な考えです。ただし、注意したいのが、楽天モバイルは定額無制限使い放題(3,278円/月)があり、povo2.0のトッピングを使い過ぎるぐらいなら、楽天モバイル単体の方が安くなります。

そのため、次の計算式を参考にしてもらうと良いですね。

楽天モバイル
のデータ利用量
楽天モバイル
月額料金
povo2.0
24時間使い放題トッピング
利用可能回数と料金
月額合計
1GB以下0円9回(2,970円)2,970円
3GB以下1,078円6回(1,980円)3,058円
20GB以下2,178円3回(990円)3,168円

これは、楽天モバイルの利用データ量と、povo2.0のトッピング24時間使い放題の合計が、楽天モバイル無制限使い放題より安くなる組み合わせをシミレーションした物です。例えば、月に楽天モバイルで3GB程度使い、(週末等に)6回24時間使い放題トッピングを利用しても、計3,058円/月となり楽天モバイル単体よりお安いです。

更にこの使い方は、楽天モバイルエリア外に住んでいる・主に利用してい人にとっては、理想的な組み合わせではないでしょうか?普段は楽天モバイルで3GBまで、週末はトッピングで使い放題・・・。

そして、当然ながらメイン(電話番号)は楽天モバイルなので国内電話はかけ放題無料になります!

ちなみに、24時間使い放題以外のトッピングを使いつつ、楽天モバイルでもデータ通信をするのは、(2台持ちでも無い限り)一番無駄な使い方です。どちらか一方にするか、24時間使い放題トッピングだけにしましょう。

3. 安いかけ放題電話をpovo+データは楽天モバイル併用のデュアルSIM

楽天モバイル
UN-LIMIT VI
povo2.0
電話・SMS×
データ通信

楽天モバイルは、専用アプリRakuten Linkを使うと電話とSMSがかけ放題・し放題無料です。ただ、Rakuten Linkは、データ通信の品質や電波状況で音質に影響があり気に入らず、通常の電話(VoLTE)を使いたい人も多くいますよね。

楽天モバイルは、通常のOS標準の電話やSMS利用では、povo含む他のキャリア同様に従量課金制(通話:30秒22円)です。かけ放題オプションも提供はしてますが、料金が高めで10分かけ放題が1,100円/月となっています。

オプション(トッピング)名料金
楽天モバイル 10分かけ放題1,100円/月
povo2.0 5分かけ放題550円/月
povo2.0 通話かけ放題1,650円/月

そこで良いのが、povo2.0の通話トッピング「5分かけ放題」や「通話かけ放題」を利用し、電話をpovo2.0で運用し、データ通信を段階制プランの楽天モバイルを利用する組み合わせです。更に時々povoで24時間使い放題も使ってと・・・。

かけ放題オプションは、ほとんどのキャリア・格安SIM等通信会社が提供していますが、povo2.0のみ「通話かけ放題」だけの利用が可能です。そのため0円運用可能な楽天モバイルとの組み合わせとしても、良い選択肢の1つです。

povo2.0でかけ放題トッピングは自動更新され解約の心配はありませんが、データ通信は手動で更新が必要です。詳しくは、povoを解約されないための運用についてで解説しています。

povo+楽天モバイル併用デュアルSIMが向かない人

最後に、povoと楽天モバイル併用のデュアルSIMや2台持ちが意味がない・お得でもない人は、どんな人なのか紹介です。

  • 1GB以下とほとんど使わない
  • 常時接続や無制限で使いたい人
  • エリアを幅広くカバーを目的の人
  • ドコモ・ソフトバンク大好き

先にも説明しましたが、毎月の利用が1GB以下の人、または数十や数百GBと多量にデータ使う人は、楽天モバイル単体がオススメです。デュアルSIMにするメリットを感じることが無いと思われます。特に使わない人は運用の手間が増えるだけで、安く多くのデータを使いたい人は選択肢は他にもあります。定額使い放題比較、格安SIM・1Mbpsでの無制限も参考に。

続いて、2社利用でエリアを広くカバーしたいと思っている人にも不向きの可能性もあります。楽天モバイルはエリアを拡大していますが、それでも4キャリア中一番狭い人口カバー率で、それを補うのもau回線(povoと同じ)になり、この組み合わせではエリア拡大はそこまで望めません。

ただし、昨今の通信障害等の突発的な問題への自己防衛としての1回線なら、このpovo・楽天の組み合わせ、またはその他キャリアと楽天モバイル(またはpovo)と2回線以上持つのも良いですよね。

最後に、ドコモ回線が大好きやソフトバンクしか入らない地域にいる人で、節約したいなら、LINEMOや格安SIMを検討するのが良いですね。LINEMOのメリット・デメリットまたはデュアルSIM最強の組み合わせを参考に

eSIMは楽天モバイルがオススメ

デュアルSIMを利用する場合、スマホ端末もデュアルSIMへ対応し、SIMが2つ挿せる必要があります。そして最近のスマホで増えているのが、eSIMとnanoSIMの組み合わせです。例えばiPhoneもXR/XS以降はeSIM/nanoSIMのデュアルSIMになっています。

そのため、iPhone等のデュアルSIM端末を利用する場合は、通信回線の申し込みで、どちらか一方はeSIMを必ず選ぶ必要があり、一番使い勝手の良いeSIMは楽天モバイルです。

楽天モバイルのeSIMはアプリ上で無料で簡単ですぐに

2021年10月現在、4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)およびそのサブブランド(ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル)全てがeSIMを発行しています。再発行は無料がほとんどで、eSIMからnanoSIM(逆も然り)への変更も可能です。

ただし、eSIMの変更の手軽さを考えると楽天モバイルです。アプリ「my 楽天モバイル」上で、数回タップするだけで再発行申請ができ、機種変更なら新しい端末で「my 楽天モバイル」を呼び出すか、QRコードを読み取るだけで直ぐに変更可能で、所要時間は長くて5分程度で完了と非常に便利です。

一方、(将来変更すると期待しますが)povoでは、手動?のような感じで、本人確認等もあり問い合わせを通して行うこともあり、非常に手続きも雑多で時間もかかり、数日必要な場合もあるようで注意しましょう。povoは、nanoSIMを申し込むと簡単です。

楽天モバイルならデュアルSIM端末も豊富

現在楽天モバイルで販売されている、デュアルSIMモデルを並べました。

端末名一括価格4G/5GSIMタイプ
iPhone SE(第3世代)57,800円〜5GeSIM/nanoSIM
iPhone 13 Pro Max134,800円〜5GeSIM x2/nanoSIM
iPhone 13 Pro122,800円〜5GeSIM x2/nanoSIM
iPhone 1396,470円〜5GeSIM x2/nanoSIM
iPhone 13 mini78,400円〜5GeSIM x2/nanoSIM
iPhone 12 Pro Max122,800円〜5GeSIM/nanoSIM
iPhone 12 Pro112,800円〜5GeSIM/nanoSIM
iPhone 1277,440円〜5GeSIM/nanoSIM
iPhone 12 mini69,800円〜5GeSIM/nanoSIM
iPhone SE(第2世代)22,001円〜4GeSIM/nanoSIM
Rakuten Hand 5G39,800円5GeSIM x2
OPPO Reno5 A39,980円5GeSIM/nanoSIM x2
OPPO A55s 5G32,800円5GeSIM/nanoSIM
OPPO A7315,001円4GeSIM/nanoSIM
AQUOS zero669,800円5GeSIM/nanoSIM
AQOUS sense639,800円5GeSIM/nanoSIM
AQUOS wish29,800円5GeSIM/nanoSIM
AQUOS sense4 lite25,001円4GeSIM/nanoSIM
Xperia 10 III Lite46,800円5GeSIM/nanoSIM
2022/3/7更新

楽天モバイルでは、eSIMに力を入れていてデュアルSIM端末も豊富です。残念ながらRakutenオリジナルのスマホについてはeSIM専用のシングルSIMになっています。

楽天モバイルでは、MNP乗り換えなら、SIMだけでの申し込みでも、またはどの端末セットで購入でも20,000ポイント還元のキャンペーン対象となっています。povoはスマホ端末を販売していないので、これからデュアルSIMをpovoとやりたいなら、まず楽天モバイルでスマホ購入からしましょう。

詳細・申し込みは、公式サイトへ

今なら、最大35,000ポイント還元中