海外旅行時利用に強いahamoと楽天モバイル徹底比較。どっち?デュアルSIM?

格安SIM

楽天モバイルとドコモのahamoは、追加料金なしで海外でのデータローミングが利用開始可能です。それぞれの特徴・弱点あるはメリット・デメリットを詳細に見ながら比較します。

最大20GBまでデータ利用できるahamoが圧倒的そうですが、実は楽天モバイルが向いている人も多く、両方持つのもありと、それぞれに良さがあるのが面白いところです。

なお、結論からですが、ドコモのahamoは、通信制限があり長期滞在者に向いていません。

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楽天モバイル vs ドコモahamoどっちだ!?

まずは、それぞれのサービスについて日本国内も含め見比べていきます。国内利用においても、料金体系やエリアなど両社の違いは結構明らかです。

ドコモ
ahamo
楽天モバイル
UN-LIMIT VI
料金2,970円〜1GB:0円
〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
無制限:3,278円
月々データ量20GB
(国内・海外利用含む)
楽天モバイルエリア:無制限
パートナーエリア:5GB
海外:2GB
ネットワークドコモエリアの4G・5G楽天モバイルエリアの4G・5G
パートナーエリアの4G
超過後スピード国内・海外:1Mbps
海外15日以上:128kbps
国内:1Mbps
海外:128kbps
データ追加550円/GB550円/GB
国内電話料金5分まで無料
30秒22円(超過時)
アプリ利用で24時間無料
30秒22円(アプリ未使用時)
国内かけ放題
オプション
1,100円/月基本料金に含む
(アプリ利用で可)
国際電話従量制従量制
かけ放題:1,078円/月
(海外66カ国)
SMS有料アプリ利用で無料
その他電話オプション留守番電話:非対応留守番電話:0円
着信転送:0円
割込通話/通話保留:0円
発信者番号非通知:0円
eSIM未定選択可能
対応端末iPhone含め多数可能Androidの一部
限定対応でiPhone等
クレジットカード特典dカード:1GB増量
dカードゴールド:5GB増量
楽天カード:金利なし分割払い
手数料無料について契約事務手数料
契約解除料
MNP転出手数料
SIM新規発行料
契約事務手数料
契約解除料
MNP転出手数料
SIM新規発行料
SIM交換手数料
SIM再発行手数料
税込
  • 通信品質(エリア・スピード)はドコモ
  • 料金の安さなら楽天モバイル

ドコモのahamo最大の強みは、ドコモでカバーする国内最強とも言われる繋がり易さと広いサービスエリアになります(ただし4G以降)。

通信スピードについては地域や時間帯などで変わるため、ドコモと楽天モバイルで一概にどちらかが良いとは言えません。ただ、ドコモの方が5Gエリアが確実に広いです。

料金については、データ通信を多く利用をする人にも少しの人にも、楽天モバイルが安いですが、楽天モバイルエリアでは無制限データ通信可能ですが、楽天モバイルエリア外だと5GBまでと通信制限がありエリアの狭さがネックです。

un-limit 6

ただ、少ない利用であれば、楽天モバイルのパートナーエリア(au)においてでも、1GBまで無料、3GBまでも1,078円とかなり安い金額で利用が可能で魅力的です。

更に、楽天モバイルは、電話・SMSがかけ放題です。アプリ利用となりますが電話かけ放題であり、使い方によっては、毎月無料で利用も可能です!!

海外での利用、楽天モバイル vs ドコモahamo

それでは、海外の利用について更に詳しく、それぞれのサービスを見ていきたいと思います。まずはデータ通信についてです。

ドコモ
ahamo
楽天モバイル
UN-LIMIT VI
データ通信量20GB/月2GB/月
利用制限日本出国後15日以降は
通信速度制限あり
特になし
通信制限超過後:1Mbps
15日以降:128kbps
超過後:128kbps
対象地域82か国66か国
追加データ1GB/550円1GB/500円

海外短期利用はahamo圧倒、最大20GB・超過後1Mbps

ドコモのahamoと楽天モバイルの大きく異なる点は2つあり、1つ目がデータ通信量です。ahamoが最大20GBで、楽天モバイルが月々2GBと、かなりサイズ的には大きな開きがあります。

楽天モバイルの段階制プランであれば、データを使わないと安くなるメリットもあり、データをあまり使わない人には最適ですし、データ追加も500円/GBとお安いです。ただ、海外での超過後速度制限がかなり低速(128kbps)になるのが注意です。

そのためデータ量として考えると、ahamoの場合、国内利用と併用ですが最大20GB利用でき、超過後もスピード制限が1Mbps”速めの”速度制限でもあり、データをよく使うならドコモのahamoが圧倒的に有利と考えられます。

15日以上で通信制限があり、ahamoは長期滞在では使えない

海外でデータ通信した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では最大128kbpsの速度制限がかかります。 本速度制限は、月間データ容量を追加購入しても日本に帰国するまで解除されませんのでご注意ください。

NTT docomo ahamo

2つ目の違いが利用期限です。楽天モバイルは特に制限がありませんが、ahamoは海外で初回利用後15日を過ぎると利用制限として速度が一気に128kbpsへとかなりの低速へ制限されます。

更に速度制限は、帰国以外の解除方法がないので、2週間以上の滞在の場合、途中から低速でしか使えない事になります。

2週間以上の長期滞在者は楽天モバイル1択

結果、短期間で非常に多くのデータ通信を行う場合はahamo、長期に渡り海外で使いたいなら楽天モバイルであればデータ通信をストレスなく使うことが可能です。

海外ではどれ位データ量が要る?国内よりデータを使うのか?

海外でのデータ通信も国内でのデータ通信も、同じ事をすれば同じだけのデータ量を消費します。海外だから多い事はありませんし逆も然り。しかし、海外では国内よりデータ通信を多く使う可能性はあります

例えば、海外で普通に必要な分だけ使う場合、下記の点で利用が増える可能性があります:

  • ナビアプリの利用頻度が増える
  • 外にいる時間が長いため利用が多い
  • ホテルの通信が悪い
  • 日本の家族への連絡が増える

レンタカーを海外で借りた場合、現地の車のナビは英語等外国語ですが、アプリなら日本語で使えナビアプリ利用が便利で重宝します。更に、徒歩や電車移動でも現地語が分からず標識やアナウンスが分からない事からナビやマップを使い、データ利用量が日本より増えやすいです。

また、多くの人が長時間外出をすることを考えると、日本では社内・自宅等のWi-Fiで出来る事が、ケータイのデータ通信に頼る事も多く、更にホテルの通信速度が遅い場合、全てスマホのデータ通信になります。

全く連絡しない人は別として、同居している家族や恋人が日本にいる場合、必然的に連絡頻度は増える事も考えられるので、データ量は増えます。

そのため、どれくらい海外で使うかと考える場合、”日本に居るとき以上”といつも考えるべきですが、多くても2倍程度と思います。

もし普段数GB利用の人なら、楽天モバイルで足らない分だけ追加データを購入し海外利用もお得です。

電話も考えるなら、ahamoより楽天モバイル

スマホは電話機です。データ通信以外にも電話も通信会社に頼る必要がありますが、電話に関しては楽天モバイルが圧倒的に良いです。国内利用の比較においても、留守番電話や転送・保留・割込通話などは、楽天モバイルは対応ですが、ahamoは留守番電話へも対応していません。

更に、海外で楽天モバイルの基本料金でできる電話機能として:

  • 海外から日本への電話発信が無料
  • 海外での電話の受話が無料
  • 海外66か国へのSMS発信は無料
  • 海外でのSMSの受信が無料
  • Wi-Fiでも電話・SMSの受発信可能
  • 上記全てデータ量の消費なし

上記の6点は今までも現在も、通信会社では楽天モバイル以外ではありません。050のIP電話を使えば、電話に関しては同じ事が可能ですが、別途基本料金とデータ通信量が発生します。

一方、ドコモのahamoの場合全て有料で、電話に関してはかなり高額です。例えば、アメリカで利用した場合の料金で比較すると:

アメリカ国内へ発信日本へ発信その他の国へ発信受話
ドコモahamo125円/分140円/分265円/分175円/分
楽天モバイル34円/30秒0円〜180円/30秒0円
非課税

海外から他の海外の場合のみ、(地域により)楽天モバイルが高い場合がありますが、それら以外の同国内の発信の安さと、日本への発信および全受話が0円は圧倒的です。

電話は無視すれば良いと思われますが、例えばUber等(タクシー)を使った場合、待ち合わせ確認などで、ドライバーから電話やSMSで連絡があります。せっかく安いタクシーをと考えているのに電話代が高額では・・・。

更に、楽天モバイルであれば、66か国かけ放題オプション(1,078円)が用意されているので、現地でも、金額を気にせず自由に電話ができます。

私は、以前は050のIP電話を利用し海外での受話に対応していました。携帯電話から050へ転送設定をしておくと、着信時も(転送の為の国内通話料金のみで)安く運用できました。しかし、今なら設定不要で、楽天モバイル1台でいいですね。

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楽天モバイルとahamoの2台持ち・デュアルSIM

データ通信量は、海外で利用が増えると思った方が良いので、楽天モバイルでは足らないと感じる人も居ると思います。しかしahamoでも足らない人は足らない・・・

ahamoは月々のデータ量を国内・海外共通で消費するので、日本で普段から20GB/月程度使う人が、海外でも使う場合、滞在中あるいは帰国後にデータ量が足らない事が発生します。

行き慣れた地域でデータ量を抑える事もできるのであれば、ahamoでも楽天モバイルでも十分足りますが、初めての場合や普段からデータ通信をよく使う人の場合、20GBあるから安心とはならない可能性が高いです。

そのため海外渡航時前後から余裕を持ったデータの使い方ができるように考えると、2台持ちやデュアルSIM回線は、頻繁に海外に行く人にはありな選択肢だと思います。

データをahamoで、電話は楽天モバイルの組み合わせ

  • メイン(電話番号)は楽天モバイルで、データ通信はahamo中心
  • ahamoをメインに、補完的に楽天モバイル(使わない時は無料で)

楽天モバイルが電話に強いことは紹介しましたが、国内利用であればデータ通信もかなりお得な通信会社で、特に楽天モバイルエリア内であれば無制限つかい放題ですから、海外によく行く人であれば、ahamoの20GBを海外で使い切っても帰国後も安心です。

あるいは、電話は楽天モバイルで利用し、データ通信を基本ahamoで利用する場合、楽天モバイルでの支払いは無料にする事も可能なので、2回線持ってもコストが余分に増えたと感じることは少ないと思います。

もしahamoについている5分使い放題が(2回線の電話を両方使わないと)もったいないと感じるなら、ahamoをメインにし、楽天モバイルをサブのデータ通信専用として(ahamoの)20GBを超えた時だけ使う様にする方法もあります。

ahamoでデータを追加するより楽天モバイルの基本料金の方が安いですから。

2台持ち・デュアルSIMおすすめです。

まとめ:ahamoの最大の特徴はデータで、楽天モバイルは電話機能

国内外共に言えるのは、ドコモahamoにはデータ通信全般的な良さがあります。国内での5Gエリア・ドコモの繋がり易さやデータ通信の信頼性の高さ、そして海外では日数は限定されますが、最大20GBも利用が可能です

一方、楽天モバイルは、国内電話・SMSかけ放題で、海外66カ国でも国内同様に使えることで、着信にかかる費用が発生しない、そしてWi-Fiを使った電話利用もできるので、何処にいても電話については最強と言えると思います。

電話はほぼ不要電話をよくする
データ通信は少し楽天モバイル楽天モバイル
データ通信が多いahamoデュアルSIM

それぞれの良さがあり、日本国内でデータ利用量が少ない人(海外在住者含め)は、楽天モバイルがかなり良いですが、ある程度のデータ量を使う人(〜20GB)の場合は選択が悩ましいです。

楽天モバイルをデュアル回線で使う、その他のオススメ

ahamoと楽天モバイルのデュアルSIMは、最強の海外向け組み合わせかもしれません。ただ、国内となると変わります。楽天モバイル+格安SIMや、キャリア+楽天モバイルもかなりオススメ。

最安運用を考えた最強のデュアルSIM組み合わせについての記事:

既に使っているキャリア+楽天モバイルなど、副回線を楽天モバイルにして節約の記事は:

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